
では、下のグラフを見ながら、投票率を年代別投票率という切り口から見てみましょう。
【出典:明るい選挙推進協会/グラフ詳細は左下の「vizoo」マークをクリック!】
こうしてみると、20代と30代の投票率が極めて低いことに気がつきます。学生運動や安保闘争が盛り上がった60年代、70年代は、これらの年齢層でも投票率は6割を超えていましたが、バブル崩壊後の90年代には、他の年代と比べても特に顕著に落ち込んでいる様子が見えます。2003年の20代の投票率は 35.6%と極めて低く、3人に1人しか選挙に行かなかった状況を示しています。
この投票率の低下に加えて、少子化の影響によって、若者人口の絶対数そのものが減少していることを加味すると、「若者の政治に対する影響力」はひどいものになります。参考までに、2005年の総選挙における投票者数を、年代別に円グラフにしてみました(「明るい選挙推進協会」による抽出サンプル調査による)。
【出典:明るい選挙推進協会/関連グラフは左下の「vizoo」マークをクリック!】
すると、これからの社会を担う主役であるはずの20代と30代の若者を合わせても、投票者全体に占める割合はわずか25.8%と、1/4程度となっていることが分かります。一方、グラフ右下のボタンで「2」のグラフをご覧頂くと、同世代が有権者に占める割合は1/3程度となっており、この1/3と1/4の差の分、自らの声が政治に届く機会を逸していると言えるのです。一方、この差の分は、逆に他の世代の比率を相対的に上げており、少子高齢化で人口構成が変化する今後は、この差がもっと開くことも予想されます。