経営 X 人事

企業の人事部門では今、「研修の内製化」がひとつのキーワードになっている。どちらかといえばそれは、教育コストの削減という経営の要請が発火点になっているが、一方では内製化をポジティブにとらえ、成果を上げている企業もある。
6年ほど前から研修の内製化に取り組み、現在では100名を超える社内講師を抱えるソフトバンクは、その代表的な企業と言える。
内製化を成功に導き、成果を上げる秘訣について、ソフトバンク人材開発部の島村公俊氏に語ってもらった。

大前提は“仕事を通じた
経験が人を成長させる”

 ソフトバンク人材開発部では、自社の事業戦略に合わせた人材を輩出していくことを大きなミッションとしています。

 事業を動かすのは、まさに“人”であるので、必要な人材をどのように育成し、輩出すべきか、ということを考えることが大切になります。

 そもそも、人材開発・人材育成というと、人事が社員を育てるというような非常におこがましい感じを受けます。

 実際、われわれがいくら研修を実施したからといって、社員が理想の人材になるわけではありません。

 あくまで、大前提として、“仕事を通じた経験が人を成長させる”ということに重きを置くことが大切だと思います。

 したがって、いかに経験を積めるような環境を用意するのか、また、どのようにチャンスの幅を広げる施策を打てるのか、という視点で考えることが大切になります。

研修はあくまで成長するための下地やきっかけを与えるものであると考えています。

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島村公俊

ソフトバンク株式会社人事本部人材開発部 ソフトバンクユニバーシティ立ち上げ時の研修内製化に従事。現在、社内認定講師(ICI)制度の企画、運営に携わり、100名を超える社内講師陣の育成も担当する。 2013年アジア初のPike's Peak Award、 2014年HRチャレンジ大賞人材育成部門優秀賞を受賞。 外部講演では、研修開発ラボ、慶應丸の内シティキャンパス、HRサミット、HRカンファレンス、東京都教育庁、早稲田大学など多数実施。最近は、教職員向け、大学生、高校生向けの講演会、ワークショップも実施している。社内外含め、累計登壇回数800回以上、受講者数1万8千人以上の登壇実績。

 


ソフトバンク流「研修内製化」の真実

企業の人事部門では今、「研修の内製化」がひとつのキーワードになっている。どちらかといえばそれは、教育コストの削減という経営の要請が発火点になっているが、一方では内製化をポジティブにとらえ、成果を上げている企業もある。5年ほど前から研修の内製化に取り組み、現在では100名を超える社内講師を抱えるソフトバンクは、その代表的な企業と言える。内製化を成功に導き、成果を上げる秘訣について、ソフトバンク人材開発部の島村公俊氏に語ってもらった。

「ソフトバンク流「研修内製化」の真実」

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