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ホリエモン的常識

新型iPhoneはスマホの役割そのものを変えるかも
【ホリエモン的常識】

堀江貴文 [実業家、SNS株式会社ファウンダー]
【第49回】 2015年9月29日
著者・コラム紹介バックナンバー
Q.新型iPhoneでは「3D Touch」という、画面を押した際の圧力を検知するシステムが導入されました。新しい利用体験を提供するとあって、アプリ開発の可能性が広がるようですが、堀江さんの評価について教えてください。

3D Touchは操作感の改善にとどまらない
スマホの新しい用途を生み出す

A.まだ使っていないので正確なことは言えませんが、これまでよりも片手で操作などがしやすくなるようですね。

 ショートカットなどがより直感的に操作できるようになったり、少ないステップで操作できるようになるのは、使っているユーザとしては歓迎すべきことです。

 UI/UX(※)の改善以外にもこの3D Touchを利用した新しいかたち、例えばゲームアプリなどが提供されていく可能性は十分あると思います。

 また考えもしなかったような用途にも使われるでしょう。例えば「Sleep cycle」というアプリは、ユーザーが睡眠中に寝返りを打つのを端末のセンサーが感知して、睡眠のサイクルを記録し活用することができます。

 また、簡単なところで言えばちょっとした秤のようなこともできるのではないでしょうか。そういう新しいアプリの登場に期待したいです。

※UI/UX:User Interface User Experience。端末の操作感と、端末などを利用したときなどに得られる体験

Q.堀江さんは新著『指名される技術 六本木ホステスから盗んだ、稼ぐための仕事術』(ゴマブックス)のなかで、「ビジネスの世界では、もし競合他社に顧客を奪われても『またご用命ください』と笑顔で送り出すのが得」と述べられていますが、それはなぜでしょうか。

仕事を断られてもお客さんとはギスギスしない
それが次のビジネスチャンスの出発点

A.え~と……。そこの部分は共著者である斎藤由多加さんのパートなので、ご本人の本来の真意は分からないのですが、私なりの考えを述べてみます。

 まず、そもそもの話ですが、「この人に仕事を頼みたいな」と思う相手は、ガツガツしている人よりも良い感じの人だったりしませんか。

 競合他社にお客さんを奪われて、その後そのお客さんとの関係がギスギスして、付き合いをなくしてしまったら、どうなるでしょう。そのお客さんが、我々の提供する別のサービスや新商品を気に入ってくれたとしても、おそらくはオーダーしてくれないでしょう。

 それは機会損失に繋がります。ですから、いったんは付き合いが終わったとしても、また別の機会、次のチャンスが生まれるかもしれないので、キープインタッチで付き合うことが大事なわけです。

 人づき合いも同様で、突然暇になったり、孤独になったりということもあるでしょう。そういうときに頼られる人は、「またご用命ください」と笑顔で送り出すことができる人ですから。

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堀江貴文 [実業家、SNS株式会社ファウンダー]

1972年福岡県八女市生まれ。血液型A型。実業家。元・株式会社ライブドア代表取締役CEO。民間でのロケット開発を行うSNS株式会社ファウンダー。東京大学在学中の1996年、23歳のときに有限会社オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)を起業。2000年、東証マザーズ上場。2004年から05年にかけて、近鉄バファローズやニッポン放送の買収、衆議院総選挙への立候補などといった世間を賑わせる行動で一気に時代の寵児となる。しかし2006年1月、証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕され懲役2年6ヵ月の実刑判決を下される。2013年11月に刑期を終了し、ふたたび自由の身となって「ゼロ」からの新たなスタートを切った。自身のブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」で独自の見解を展開中。著書に『徹底抗戦』『人生論』『希望論』など。TV、ラジオ、インターネット番組と幅広く活躍中。


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