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ネット配信ビジネスを制するものが、音楽業界を制す

週刊ダイヤモンド編集部
【第17回】 2008年2月29日
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 海外の音楽ソフト業界に比べて健闘している日本だが、それを支えているのが音楽ソフト生産額で1位となったエイベックスであり、2位のユニバーサル ミュージック(日本法人)だ。

 ユニバーサル ミュージックは1999年にポリグラムから社名変更して誕生。米国資本のユニバーサル ミュージック グループの100%子会社になったためだが、その前年のポリグラム時代のシェアは8%程度だった(4位)。2007年のシェアが16%程度と見られるので、10年足らずでシェアを倍増させたことになる。

ユニバーサルが10年弱で
シェアを倍増させた理由

 その理由について、石坂敬一会長兼CEOは「シングルヒットを重ね、それをアルバムの売上げにつなげてきたこと。新たなレーベルを立ち上げて、顧客の開拓と社内の競争を促してきたこと」と説明する。

 クラシック、ジャズなど洋楽に強みを持っているが、邦楽での新レーベルを社内で次々と作り、ヒットにつなげている。インディーズ(メジャー以外のレコード会社)で成功を収めたプロデューサーを招いたり、30代前半の若手を登用して新レーベルの責任者にするなどの改革を推進。2008年1月にも「マイルストーン クラウズ」という邦楽の新レーベルを設立している。

 ユニバーサル ミュージック グループには「ドイツ・グラモフォン」、「デッカ」、「フィリップス」、「ヴァーヴ」、「コンコード」、「ECM」、「テラーク」 といったクラシックやジャズのレーベルがあるが、邦楽でも、「ユニバーサルJ」「ナユタウェイブ レコーズ」「ユニバーサルシグマ」など、レーベルの充実を図っている。

 DREAMS COME TRUE、徳永英明、森山直太朗、山崎まさよしなどのアーチストを抱えているが、新人発掘でもさまざまな取り組みをしてきた。

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