ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
ホリエモン的常識

ベンチャー投資は事業の将来性を見抜く力しだい
国立大学にそれができるかナ【ホリエモン的常識】

堀江貴文 [実業家、SNS株式会社ファウンダー]
【第51回】 2015年10月13日
著者・コラム紹介バックナンバー
Q.政府は、国立大学(法人)がベンチャー企業へ直接、出資できるよう規制の緩和を検討しています。一方で、いわゆる大学発ベンチャーの企業価値の算定は難しいとも言われますが、堀江さんはどうお考えですか。

ベンチャー企業の価値算定は難しくも何ともない
将来、事業が収益化するか、それだけじゃん

A.なぜ、大学発ベンチャー企業の企業価値の算定が難しいのか、私にはその理由がわかりません。普通に研究開発型ベンチャー企業の価格算定と同様にすればいいのではないでしょうか。

 例えば、私がライブドア時代に、ミドリムシの大量培養技術を持つユーグレナという会社に、起業後の初期段階であるシード期に1,000万円の投資をし、経営陣には4,000万円を融資しました。

 というのも、ミドリムシには、豊富な栄養成分な含まれており、植物のように細胞壁をもたず消化・吸収性に優れている。さらに、アミノ酸スコアの高い、すなわち含有しているタンパク質のバランスが良い動物性蛋白質を、消化を助ける酵素であるセルラーゼを持たない人間でも、そのまま消化できるという特性をもっています。

 そのため、まずは健康食品分野で収益事業化できると確信し、投資を行いました。

 このようにベンチャー企業に対する投資も、通常の投資となんら変わるところは何もありません。その会社の持っている技術力やその事業の将来性などを総合的に判断して、投資の是非を判断すれば良いだけの話です。

 それを国立大学が独自に判断してできるかどうかはわかりませんが、ベンチャー投資そのものを、何か特別に考えてしまうことはまったくないと思います。

Q.俳優の川島なお美さんやキャスター の黒木奈々さんなど、著名人のがんによる訃報が相次ぎました。堀江さんはがんのリスクをどう捉えているのでしょうか。何か予防策を講じていますか。

がんの予防対策は実はこまめにやっています
予防、早期発見できるものは万全の備えが何よりだよ

A.がんを発症する原因はいくつかありますが、そのなかには予防できるがんもあります。ウィルス性や細菌性のがんがそれに当たります。

 肝臓がんの大半はB、C型肝炎ウィルスによるもので、感染しているかどうかは血液検査で分かります。私も検査を受けたことがあります。

 子宮頸がんはヒトパピローマウィルスによるものですが、ワクチンで予防可能です。口腔内にできるがんもこのウィルスによるものがあるそうです。

 また、胃がんの原因のほとんどはピロリ菌ですが、検査で仮に陽性となっても9割以上が除菌可能です。もし除菌できなかった場合は、こまめに内視鏡検査を受けることが必要になります。これも検査を受けたことがありますが、陰性でした。

 遺伝性のがんもあります。一般的には、がん抑制遺伝子が2つ働かなくなるとがんになる確率が高くなると言われていますが、私はいまのところは遺伝子検査でそうした指摘を受けたことはありません。

 その他、CT、MRI、エコー、さらに内視鏡検査や便潜血検査を定期的に受けることで、がんの早期発見を心がけています。

毎週月曜日に配信!

あのホリエモンのメルマガがダイヤモンド社から配信開始

  • 毎週月曜日は、通常号「堀江貴文 ブログでは言えない話」
  • 毎週火曜日は、DPMだけの特別配信「ホリエモン的常識」
    (週刊ダイヤモンド連載生原稿)

メルマガ申し込みへ

●橘玲、闇株新聞などダイヤモンド社の著者がメルマガを配信!DPM(ダイヤモンド・プレミアム・メールマガジン)

関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

堀江貴文 [実業家、SNS株式会社ファウンダー]

1972年福岡県八女市生まれ。血液型A型。実業家。元・株式会社ライブドア代表取締役CEO。民間でのロケット開発を行うSNS株式会社ファウンダー。東京大学在学中の1996年、23歳のときに有限会社オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)を起業。2000年、東証マザーズ上場。2004年から05年にかけて、近鉄バファローズやニッポン放送の買収、衆議院総選挙への立候補などといった世間を賑わせる行動で一気に時代の寵児となる。しかし2006年1月、証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕され懲役2年6ヵ月の実刑判決を下される。2013年11月に刑期を終了し、ふたたび自由の身となって「ゼロ」からの新たなスタートを切った。自身のブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」で独自の見解を展開中。著書に『徹底抗戦』『人生論』『希望論』など。TV、ラジオ、インターネット番組と幅広く活躍中。


ホリエモン的常識

日本で一番有名な企業家、ホリエモンが世間の常識に囚われずに、本音の回答を行なうQ&A連載がスタート。

毎回、起業、IT、テクノロジー、経済、時事問題などあらゆるジャンルの質問に答えていきます。質問は以下から q-horie@diamond.co.jp  週刊ダイヤモンドでの連載と連動し、DPM(ダイヤモンド・プレミアム・メールマガジン)では、フルバージョンでの配信も行ないます。

「ホリエモン的常識」

⇒バックナンバー一覧