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はい上がれる人、はい上がれない人――「負け組社員」リベンジの十字路

「課長 島耕作」を気取る上司に絶縁状!
タコツボ職場で爆発した中堅社員の“その後”

――「ジコチュー課長」と対立した若園氏のケース

吉田典史 [ジャーナリスト]
【第13回】 2010年4月26日
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 「社内が“タコツボ状態”になっている」

 コンサルタント気取りでこういった発言をする上司がいる。部下は、それを批判することがなかなかできない。

 連載13回目は、コンサルタントのマネをする、ジコチューな上司とぶつかった男性社員を紹介しよう。

 あなたの職場にこういう上司がいたら、どうするか?

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■今回の主人公――はい上がろうとする「負け組社員」

 若園 宏(34歳・仮名)

 都心にあるスポーツ用品製造販売会社に勤務。社員数600人。売り上げや利益はこの15年ほど、伸び悩んでいる。創業40年近くになり、社員の平均年齢は30代半ばになった。会社は、いわば「金属疲労」になりつつある。若園は、企画部の中にある経営企画課に勤務。その部署の責任者である課長の考えに、疑問を感じつつあった。

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(※プライバシー保護の観点から、この記事は取材した情報を一部デフォルメしています)

情報や意識の共有を阻害するのは自分?
“愛犬”を率いて職場を占拠する課長

 車内に男の甲高い声が聞こえる。

 「昨日、経済番組で“ナレッジマネジメント”が取り上げられていた。いくつかの会社が紹介されていたけど、うちとはほど遠いよ」

 「……そうですか……」

 「うちは、それぞれの部署がまるで独立した会社みたい。あれじゃ“タコツボ状態”じゃないか?」

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吉田典史 [ジャーナリスト]

1967年、岐阜県大垣市生まれ。2006 年からフリー。主に人事・労務分野で取材・執筆・編集を続ける。著書に『あの日、負け組社員になった・・・』『震災死 生き証人たちの真実の告白』(共にダイヤモンド社)や、『封印された震災死』(世界文化社)など。ウェブサイトでは、ダイヤモンド社や日経BP社、プレジデント社、小学館などで執筆。


はい上がれる人、はい上がれない人――「負け組社員」リベンジの十字路

格差の固定化と大不況のダブルパンチに見舞われた日本の企業社会では、「負け組社員」が続出している。労働問題に精通した著者が、徹底取材で得た生のエピソードを基に、世のビジネスマンが負け組からはい上がるためのノウハウを詳しく教える。

「はい上がれる人、はい上がれない人――「負け組社員」リベンジの十字路」

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