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はい上がれる人、はい上がれない人――「負け組社員」リベンジの十字路

子育てを言い訳に仕事なんかそっちのけ!
「KY女性社員」が送り込まれる憂鬱な広報課

――戦力外部署で現実逃避を続ける「厄介者トリオ」のケース

吉田典史 [ジャーナリスト]
【第28回】 2010年8月30日
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 世の多くの職場には、戦力にならない社員がいる。しかし、本人がそれに気がついていないことがある。それどころか、団結して周囲の空気を悪くし、職場を破綻させることすらある。

 連載28回目は、20代後半~30代前半の若さでありながら、すでにトラブルメーカーとして煙たがられ、厄介者扱いされている女性社員3人を紹介しよう。

 あなたの職場にも、このような社員がいないだろうか?

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■今回の主人公――はい上がる意思さえない「負け組社員」

 伊藤元子(仮名・34歳)、内田葉子(仮名・32歳)、原田里美(仮名・29歳)

大手予備校の関連会社(社員数250人)の広報課(部員数5人)に勤務する正社員たち。3人とも感情の起伏が激しく、上司や周囲とトラブルが絶えない。社内では厄介者扱いされ、「吹き溜まり」と揶揄される部署に追い出された。しかし、そこでも懲りずに同じような言動を繰り返している。

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(※プライバシー保護の観点から、この記事は取材した情報を一部デフォルメしています)

事実を指摘されるとキレ始める!
送別会をぶち壊す不機嫌な女性社員たち

 ここは、会社の前の通り沿いにあるイタリアンレストラン。JR山手線の某駅から、歩いて3分ほどの所にある。

 店の左奥の6人掛けのテーブルに、大手予備校の関連会社で働く女性4人と背広を着た男性1人が座っている。

 彼女たちが勤務する広報課は、「トラブルメーカーが集まるセクション」として知られる。社内では、「吹き溜まり」とか「トラブル女性の養護施設」と茶化されている。

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吉田典史 [ジャーナリスト]

1967年、岐阜県大垣市生まれ。2006 年からフリー。主に人事・労務分野で取材・執筆・編集を続ける。著書に『あの日、負け組社員になった・・・』『震災死 生き証人たちの真実の告白』(共にダイヤモンド社)や、『封印された震災死』(世界文化社)など。ウェブサイトでは、ダイヤモンド社や日経BP社、プレジデント社、小学館などで執筆。


はい上がれる人、はい上がれない人――「負け組社員」リベンジの十字路

格差の固定化と大不況のダブルパンチに見舞われた日本の企業社会では、「負け組社員」が続出している。労働問題に精通した著者が、徹底取材で得た生のエピソードを基に、世のビジネスマンが負け組からはい上がるためのノウハウを詳しく教える。

「はい上がれる人、はい上がれない人――「負け組社員」リベンジの十字路」

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