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実例で知る! 他人事ではない「男の離婚」 露木幸彦

不倫した妻に子どもを奪われ
養育費だけを払い続けた男の悲哀(上)

露木幸彦 [露木行政書士事務所代表]
【第15回】 2015年10月24日
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 先週、タレント・紗栄子(サエコ)さんと会社経営者・前沢友作氏(大手ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」などの運営会社スタートトゥデイの創業者)の交際報道が大きな注目を集めました。ご存じの通り、紗栄子さんの前夫はメジャーリーガーのダルビッシュ有投手で年俸は12億円ともいわれています。一方で前沢氏の資産は2000億円と報じられており、高給取りから高給取りへと乗り換えていく紗栄子さんの魔性ぶりが世間から嫉妬の的となったのですが、気になるのはそれだけではありません。紗栄子さんにはダルビッシュさんとの間に2人の子どもがいるのですが、もし前沢氏と再婚したら、子どもたちはどうなるのでしょうか?

 もちろん、ダルビッシュ投手の年俸を考えれば、子どもの養育費など微々たるものでしょう。一方で前沢氏の資産と比較すれば子どもの扶養費など、はした金に過ぎないでしょう。しかし、お金の話を一笑に付すことができるのは彼らがたまたま億万長者だからであって、私たち小市民が同じシチュエーションに置かれた場合、お金の話をせずに済ませられるでしょうか?

前夫目線で見た
「前妻の再婚」

男性は毎月遅れることなく養育費を払い続けていたが……

 目の前の事実はたった1つで不変なのですが、とはいえ誰目線で見るのかで景色は180度、変わってくるのだから不思議なものです。例えば、心のうちは三者三様のようで……。

前妻「前夫からの養育費で子どものお金をまかなえば、現夫のお金は全部、私の自由だわ」

再婚相手「俺の子じゃないからな。連れ子の金は前夫からの養育費で何とかしろよ」

前夫「アイツが新しいパパなんだから僕はもうお役御免だよ。来月から養育費止とめるから」

 今回はダルビッシュ投手(前夫)の目線に絞って話を進めていきましょう。前妻が再婚したら、今まで支払っていた養育費はどうなるのでしょうか?私のところに来た相談者の実例をもとに解説してきましょう。

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露木幸彦[露木行政書士事務所代表]

つゆき・ゆきひこ/行政書士、フィナンシャルプランナー。1980年生まれ。国学院大学卒。男性の離婚相談に特化した行政書士事務所を開業し、開業から6年間で有料相談件数7000件、法律文書作成900件を達成。公式サイトは1日訪問者3300人、会員数は1万3000人と、業界では最大規模にまで成長させる。2008年よりドコモ、au、ソフトバンクの公式サイトで法律監修を担当。四半期に一度、大相談会を開催している。主な著書に『結婚貧乏~結婚してはいけない人を避ける方法』(中央公論新社)、『離婚のことばハンドブック~今すぐ解決したい人のキーワード152』(小学館)、『男のための最強離婚術』『男の離婚 賢く有利に別れるための6つの成功法則』(共にメタモル出版)などがある


実例で知る! 他人事ではない「男の離婚」 露木幸彦

昨今の離婚事情は複雑化している。夫が借金、浮気、暴力を繰り返して妻に愛想を尽かされるという「昭和型離婚」ばかりでなく、足もとでは「草食系離婚」も急増している。妻が多重債務、不倫、ヒステリーなどを繰り返し、真面目で優しい夫がそれに絶えられなくなって離婚を決意するというパターンだ。そうしたなか、離婚トラブルで悩み悶える男性が増えている。一度離婚トラブルに発展すると、男性は多くの精神的・物理的な負担を強いられる。到底納得できない理不尽な離婚トラブルに意図せず巻き込まれた場合に備えて、普段から対処法を考えておくことは必要だ。「男性の離婚相談」に特化し、数多くの相談実績を誇る行政書士の露木幸彦氏が、毎回実例を挙げながら、男性が陥り易い離婚トラブルへの対処法を指南する。読まずに泣くか、読んで笑うか――。現在離婚トラブルで悩んでいる人もそうでない人も、「他人事ではない男の離婚」について考えるための参考にしてほしい。

「実例で知る! 他人事ではない「男の離婚」 露木幸彦」

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