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STAY GOLD! リーゼントマネジャー岡田兵吾の「シンガポール浪花節日記」

プレゼンはサザエさんに学べ!
達人から学んだ最強プレゼン術

プレゼンで「資料読むだけ星人」になるべからず!

岡田兵吾 [マイクロソフト シンガポール シニアマネジャー]
【第22回】 2015年10月29日
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「なんじゃこりゃ」と言われた著者が
がむしゃらに学んだ「這い上がりプレゼン術」

 読者の皆さんは「プレゼンが得意」だろうか? 著者は外国人向けプレゼンであれば、シンガポールに来たばかりの12年前であっても「Yes!」と答えることができる。

 シンガポールにあるマイクロソフトに転職したばかりの頃。日本人は自分だけしかいないチームで、ある日プレゼン資料の作成を頼まれた。そのとき著者は「いいところを見せるチャンス!」と密かにほくそ笑んだ。

日本人のプレゼンは海外ではわかりづらく、「なんじゃこりゃ?」と言われることもしばしばだ。グローバル時代に必要なプレゼン力の身に付け方とは?

 そう、著者は過去のコンサル時代に幾度となく海外出張で飛び回り、2回のアメリカ駐在時に外国人を率いたプロマネを務めてきた経験があり、海外との仕事は得意とするところであった。

 しかし、称賛を受けるはずであったプレゼンの場で、著者は驚きの言葉を受ける。

「なんじゃこりゃ!?資料の中に矢印や線が入り組み、何を表現しているのかわからん」

 日本らしい細やかな図と色鮮やかな絵に溢れた美しい自信作が、まさかのダメ出し。私は恥ずかしさと絶望感で、ボーゼンと立ち尽くしてしまった。

 ちなみにその後、私の資料はグローバル式に移行していったのだが、一部のチームメンバーからは日本式は好評で、「見慣れたらわかりやすい」とわざわざ日本式の資料作成を頼まれることもあった。

 しっかり説明すると、とてもわかりやすく思考や論理が進むと評価されたのだ。TPOによっては日本式プレゼンも悪くないと、自信を取り戻したことを覚えている。とはいえ、日本人は圧倒的に外国人よりもプレゼン経験が足りず、スキルが劣ることは紛れもない事実だ。

 著者はそのボーゼンと立ち尽くした事件以降、プレゼンを技法として学んだ外国人、学生時代にディベート部で他者に与えるイメージを研究してきたプレゼンの達人たちに頭を下げ、とっておきのプレゼン術をいくつも教えてもらった。

 今回ははその中から、選りすぐりの「達人たちが実践している最強プレゼンテクニック」を紹介しようと思う。

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岡田兵吾 [マイクロソフト シンガポール シニアマネジャー]

大阪生まれ。同志社大学工学部卒業後、アクセンチュア(日本/アメリカ)、デロイトコンサルティング(シンガポール)、マイクロソフト(シンガポール)で19年間、業務・ITコンサルタントとして活躍。シンガポール移住11年、永住権を保持し、近年はアジア全域の新事業開発、業務改善、組織改革に従事。 人生の目標は「ソーシャル・チェンジ」(社会変革)、座右の銘は「Stay Gold!」。グローバルビジネス経験を活かして日本およびアジアの顕在化した社会問題を解決し、多くの人々が希望をもてる社会の実現を目指している。

☆ブログ: シンガポールではたらくリーゼントマネージャー岡田兵吾のStay Gold!
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☆Twitter: phoenix_hugo(リーゼントマネージャー岡田兵吾)


STAY GOLD! リーゼントマネジャー岡田兵吾の「シンガポール浪花節日記」

アジアのグローバルシティとして大きな変化を遂げたシンガポール。しかし意外にも、あらゆるところに「浪花節文化」が存在していることを、あなたはご存じだろうか? そこで当連載では、日本人の固定概念を覆すシンガポールのリアルな姿を、家族とともに現地コミュニティに根を張って暮らしている筆者ならではの視点で紹介する。

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