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「スター・ウォーズ」のテーマ曲を手掛けた
ジョン・ウィリアムズの三つの顔

小栗勘太郎 [音楽愛好家]
【第10回】 2015年11月14日
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「スター・ウォーズ」で一気に名をあげたジョン・ウィリアムズとは?

 いよいよ来月18日(金)18時30分(日本時間)に「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が全世界同時刻一斉公開されます。

 1977年5月に「スター・ウォーズ」が米国で初めて公開されて以来38年が経ちます。今や、当時生まれた赤ちゃんが社会の中枢を担う立派な大人に成長し、彼らの子どもたちが新作を心待ちにしている訳です。光陰矢のごとし、ですね。

 初公開以来、「スター・ウォーズ」は世界中の映画・SFファンを魅了して来ました。地球から遥かな時空を超えた銀河で展開する大河ドラマです。そこには愛と希望、裏切り、懊悩、高邁な理想、過酷な現実等々、私たちが生きる現実社会の全てが投影しています。エピソード7に該当する「フォースの覚醒」が待ち遠しい限りです。

 さて、「スター・ウォーズ」と言えば、映画と離れがたく結びついた音楽の素晴らしさも忘れてはなりません。きっと誰もが耳にしたことがあるはずです(写真は「スター・ウォーズ三部作」)。

 映画の劈頭に登場するタイトルバックと同時に流れるのが“スター・ウォーズのテーマ”です。時空を超えて展開する悠久の物語を感じさせます。大作オペラの序曲の如き役割を果たしています。金管楽器群が放つ力強いファンファーレと共に始まる明快な旋律が躍動感あるリズムに乗って流れる時、これから始まる未知なる物語への期待で胸が膨らみます。

 そして、物語に陰影とリアリティーを与えているのが強靭な悪役ダース・ヴェイダーの存在です。かつてジェダイの星だったアナキン・スカイウォーカーが暗黒の帝国側に落ちてしまいます。ヴェイダーの主題曲“インペリアル・マーチ”も暗黒卿の強さと不気味さを描いた秀作です。

 「スター・ウォーズ」の音楽を手掛けたのがジョン・ウィリアムズです。音楽ファンにとって、ジョンは生ける伝説です。

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小栗勘太郎 [音楽愛好家]

1958年生まれ、牡羊座のB型。某国立大学卒、米国滞在5年。公僕を生業とする音楽愛好家。著書は『音楽ダイアリーsideA』 『同sideB』(西日本新聞社)。『毎日フォーラム』誌にて「歴史の中の音楽」を連載中。


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