HOME

メタボリック

肝臓

腰痛・肩こり

高血圧・高脂欠症

うつ・ストレス

ニオイ

薄毛

老化防止

禁煙

男の病気

「脳」がわかれば「なぜ?」がわかる!

なぜ「女の子」のほうが、言葉を早く話せるのか?

──言葉の「女脳」と抽象力の「男脳」

山元大輔 [監修] [東北大学大学院生命科学研究科教授/理学部生物学科教授]
【第2回】

人間は、脳あってこその存在。人の行動、思考、感情、性格にみられる違いの数々は、すべて脳が決めているのです。「心の個性」それはすなわち「脳の個性」。私たちが日常で何気なく行なっていることはもちろん、「なぜだろう?」と思っている行動の中にも「脳」が大きく絡んでいることがあります。「脳」を知ることは、あなたの中にある「なぜ?」を知ることにもなるのです。この連載では、脳のトリビアともいえる意外な脳の姿を紹介していきます。

男性脳と女性脳
の大きな違い

 男性の脳と女性の脳とでは、まず形態上で相違がみられます。

女性が「言葉」に強い理由

 脳の大きさでいえば、男性のほうが身体が大きい分、女性の脳よりも大きいといえます。逆に、左右の脳を結んでいる脳梁の端の部分は、女性の脳が男性の脳より2割ほど大きいのです。

 さらに、左脳と右脳の働き方をみると、男性の脳と女性の脳には大きな差が生じています。というのも、女性は言語機能において左脳だけに任せず右脳をも使いますが、男性は右脳、左脳を使い分けるとされるからなのです。

 男の子と女の子の成長プロセスを観察してみると、女の子は男の子よりも早く言葉を話しはじめます。それは女の子の場合、言語機能を司る脳がより早く発達するためだと考えられています。

 また、歴史上に名を残した音楽家といえば、モーツァルト、ベートーベン、ビートルズといった男の音楽家の名前が思い浮かびます。男の右脳は言語機能にタッチしない分、音楽に「入れ込む」ことができるのかもしれません。

1 2 >>
このページの上へ

山元大輔 [監修] [東北大学大学院生命科学研究科教授/理学部生物学科教授]

1954年東京都生まれ。東京農工大学農学部卒業後、同大学院農学研究科修士課程終了。理学博士(北海道大学)。ノースウエスタン大学医学部博士研究員、三菱化学生命科学研究所室長を経て、1999年から早稲田大学人間科学部教授。同大学理工学部教授を経て、現在、東北大学大学院生命科学研究科教授。同大学理学部生物学科教授。


「脳」がわかれば「なぜ?」がわかる!

人間は脳あってこその存在。行動、感情、性格の数々はすべて脳が決めています。「脳」を知ることは、あなたの中の「なぜ?」を知ること。当連載では、脳のトリビアともいえる、意外な脳の姿を紹介していきます。

「「脳」がわかれば「なぜ?」がわかる!」

⇒バックナンバー一覧