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ダイエット好きの妻が妊娠したら要注意!
高齢出産に潜む思わぬ“落とし穴”

市川純子 [(財)日本ヘルスケアニュートリケア研究所]
【第20回】

ダイエット好きの妻が妊娠6ヵ月で突然入院
出産はのりきったもの育児に不安が残るRさん(40歳)

妻の趣味はダイエット
何度もリバウンドを繰り返す

 デザイン会社に勤務するRさんが2つ年上の妻と結婚したのは、今から20年前の美術大学3年の時。妻の大学卒業を機に入籍した。就職してからも友達夫婦のような関係は長年続いた。

 Rさんの妻の趣味は学生時代からダイエット。テレビや雑誌に出ているダイエット方法は全て試し、そして失敗を繰り返していた。食卓にリンゴだけ、キャベツだけ、茹で卵だけという時もあった。伊豆にある断食道場にも友人と旅行がてら何度か出かけていた。ホットヨガに岩盤浴、サウナやエステにも通っていた。

 Rさん自身、「所詮、ダイエットは趣味の域」と思っていたが、妻が会社で貧血で倒れてからは過激なダイエットを控えるようにアドバイスをした。新しいダイエット方法を試すたびに一時的には痩せて喜ぶものの、すぐにリバウンドして元の体重より増えてしまうからだ。

結婚10年でも子どもができない
辛い不妊治療のはじまり

 子供も自然な流れでできると思っていたが、結婚して10年を過ぎても一向にその予兆はみられなかった。35歳を過ぎた頃からお互いの両親が遠慮がちに「孫はまだか?」と聞いてくる。その頃から夫婦の関係は微妙にくずれていった。

 「子供がほしい」と思ったときからRさん夫妻の地獄がはじまった。数ヵ月後、Rさん夫婦は不妊治療を決意した。検査をするとRさん夫妻は、機能的にはまったく問題が無いことがわかった。

 不妊治療をはじめて、5年を過ぎたあたりから、妊娠しないイライラとホルモンバランスの崩れから妻は自律神経を壊した。その頃から、またダイエットに固執するようになった。インターネットで肥満は不妊につながると記事を読んだからだ。経済的にも肉体的、精神的にも限界だと感じたRさんは、子供は諦めて夫婦2人で老後を迎えようと決意した数日後。妻は奇跡的に子どもを授かった。

妊娠中毒で過食ぎみに…
さらに40代なのに骨粗鬆症で骨折!?

 Rさんの妻は高齢出産ということもあり、妊娠してからは大事をとって、仕事も辞めた。つわりは思いのほかひどく、四六時中何か口にしていないと気持ちが悪かった。

 妊娠中は味覚が変わるというが、今までほとんど口にしなかった袋菓子、特にポテトチップスを手放せなくなっていた。産婦人科の毎月の検診では、いつも体重増加を注意された。運動や水泳も医師に勧められたが、流産が怖くてできなかった。お腹が目立ちはじめ、妊娠6ヵ月を過ぎた頃、信じられないことが起こった。

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市川純子 [(財)日本ヘルスケアニュートリケア研究所]

1961年生まれ。財団法人日本ヘルスケアニュートリケア研究所 所長。広告代理店で大手私鉄の広報を担当。その後PR会社に転職し、医薬品や化粧品分野に携わる。2003 年にJ&Tプランニングを設立。代表取締役に就任。研究や情報の開発も行いヒット商品を数多く手がける。医療健康美容分野の研究のために2010年財団を設立。


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