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飼い主が愛犬になり変わってつぶやく?
ペット専用ミニブログ「愛犬ばう」の中身

中島 駆 [フリーライター]
【第91回】 2010年5月25日
著者・コラム紹介バックナンバー
「ファーピース」のトップ画面。色々なイヌたちのつぶやきは、読んでいるだけで癒される。

 空前のペットブームと言われる昨今。一般社団法人ペットフード協会の調査によると、平成21年度における犬猫の飼育頭数は、2234万3000頭にも上るという。

 また、現在ペットを飼っていない人の今後の「飼育意向率」も、犬の場合で42.8%という結果となっている。ペットへの関心は、まだまだ高いと言えそうである。

 ネットに目を転じれば、数年前の「ねこ鍋」ブーム以来、「ブサイクすぎてかわいい」と話題になった秋田犬など、人気ペットが多数デビュー(?)を飾っている。「それに続け」というわけではないだろうが、飼い主とペットとのふれあいを綴ったペットブログは、多くの読者を擁する人気コンテンツの1つだ。

 そんななか、「ついに」と言うべきか、当然のなりゆきと言おうか、愛犬の気持ちをつぶやくTwitter風のサービスが登場した。“愛犬ばう”というキャッチフレーズが目を引く「ファーピース」である。

 「ペットがつぶやく」と聞けば妙に思われるかもしれないが、もちろん動物が喋るわけではなく、投稿するのは飼い主。「ご飯おいしかったよ」「散歩に行ってきたよ」という気持ちを、飼い主が代弁してあげるというわけだ。もちろん、他のワンちゃんからもコメントをもらえたりするので、あたかもペット同士が会話しているような雰囲気を味わえる。

 飼い主には別アカウントが設定されるので、実用的なアドバイスや、飼い主同士による“人間の会話”も、もちろん可能。同じ犬種の飼い主が集うコミュニティへ自動的に加入となるので、話題も共有しやすい。

 また、血統書番号による「きょうだいさがし」機能もついているので、愛犬の兄弟姉妹と思わぬ対面を果たす可能性もあるということだ。

 つぶやきには、愛好家同士のコミュニケーションの場というだけではなく、他にも意外な効果がある。1つは、つぶやきのひとつひとつが、食事や散歩、排泄といったペットの細かな生活管理の記録にもなるという点だ。ブログとは違って、短い文章ですぐにサイトにアップできるつぶやきならではの利点と言えるだろう。

 さらに「ファーピース」には、家族間でつぶやきを共有する機能もついている。家族につぶやいてもらうことで、仕事先や出先からもペットの様子を知ることができるというのは、嬉しいサービスに違いない。

 興味深いことに、ペットを仲介にすると人間同士のコミュニケーションもより円滑になるようだ。家族間であれば、「今日は早く帰ってきてね、ってママが言ってるよ。」といった具合にコメントを残すと、不思議と角が立たない。

 家族との信頼関係をさらにアップさせるのにも、愛犬のつぶやきが一役買ってくれると言えそうである。

(中島 駆)


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