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ずるい暗記術
【第11回】 2015年12月16日
著者・コラム紹介バックナンバー
佐藤大和 [弁護士]

優先度の高いものから暗記していく最強の勉強法
樺沢紫苑×佐藤大和対談【後編】

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たくさんの過去問にあたるほど答えが見えてくる

樺沢 もう一歩踏み込んで言えば、過去問から出題傾向を掴むところまでできるといいですね。過去思考ではなく未来思考というか、これからどんな問題が出るのかを自分で予想する。他人が分析した傾向じゃなくて、自分で体感してこそだと思います。

佐藤 そうですね。試験の直前だったら、過去問を暗記するだけでもいいかもしれませんが、過去問を暗記しながら傾向をつかんで、そこからさらに教科書や参考書に落とし込んでいく、というやり方ができるといいですね。

樺沢 問題の傾向とか特徴ってどうみてもあるし、わかりますよね。そこから出題者の意図を推測できると思うんです。

佐藤 たくさんの過去問にあたればあたるほど、それが見えてきますよね。先生の本のなかで「最後は直感を信じて本を選ぶ」というのがありましたが、それもたくさん本を読んでこそ、直感が磨かれるんですよね。

樺沢 本来、直感は無意識からきているんですね。無意識は、言語化できない経験のデータベースによって瞬時に見つけられた答え。意識にのぼっていないけれど、意識の裏側で答えを導いているんです。

 「ファーストチェス理論」っていう面白い研究があるんですが、チェスの名人に盤面を見せて次の手を考えてもらったところ、30秒で思いついた答えと、1時間考えて決めた答えは、86%が一致したそうなんです。

 つまり、たくさんの経験がある場合、直感は正しい。本をたくさん読んでいる人は、直感を信じていいんです。

佐藤 勉強でも、過去問をたくさん見ているほど、実際の試験でひらめきが生まれ、直感で答えが導き出せるんだと思います。

 

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佐藤大和 [弁護士]

レイ法律事務所代表弁護士(東京弁護士会所属)
1983年生まれ。宮城県石巻市出身。高校時代、模試では偏差値30のダントツビリで落ちこぼれ。大学生になってから勉強に目覚め、2009年の司法試験に1回目で合格(民事系科目は上位5%以内で合格)。11年、弁護士となり、大手法律事務所を経て、14年4月、レイ法律事務所を設立し、経営者弁護士として、2016年1月には国内の法律事務所でTOP5%以内の事務所規模に成長させる。TBS「あさチャン!」、フジテレビ「バイキング」のコメンテーターのほか、NHK Eテレ「Rの法則」などに出演。フジテレビ「リーガルハイ」、テレビ朝日「グッドパートナー 無敵の弁護士」、日本テレビ「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課〜」など数多くの人気ドラマの法的監修も手掛ける。15年9月には『ずるい暗記術 偏差値30から司法試験に一発合格できた勉強法』(ダイヤモンド社)を出版し、ニューヨークタイムズ、スウェーデンの新聞社など海外からも取材も受けるマルチ弁護士として活躍中。

 


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