ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
ずるい暗記術
【第11回】 2015年12月16日
著者・コラム紹介バックナンバー
佐藤大和 [弁護士]

優先度の高いものから暗記していく最強の勉強法
樺沢紫苑×佐藤大和対談【後編】

1
nextpage

覚えても忘れてしまっては意味がない。さらに、知識として使えないのであれば、ただの徒労である。15万部を突破した『読んだら忘れない読書術』著者の樺沢紫苑さんを迎え、最強の勉強方法について語ります。(取材・文/狩野南 撮影/安達尊)

 習慣化できる人とできない人の差

佐藤大和(さとう・やまと)レイ法律事務所代表弁護士(東京弁護士会所属) 1983年生まれ。宮城県石巻市出身。高卒貧乏一家の長男として生まれる。小5まで九九を覚えられず、高校での模試はダントツのビリ。偏差値30の落ちこぼれヤンキーが、二浪して三重大学人文学部に入学。大学生になってから勉強に目覚め、数ヵ月という短期間の独学で、当時難関だった立命館法科大学院既修試験(2年コース)に合格。2009年大学院卒業後、同年の司法試験に1回目で合格(民事系科目は上位5%以内で合格)。2011年、弁護士となり、大手法律事務所を経て、2014年4月、レイ法律事務所を設立。TBS「あさチャン!」のコメンテーター、フジテレビ「リーガルハイ」「ゴーストライター」など一部監修・出演のほか、地方局(仙台、静岡、長野、福島)のレギュラー出演など、数多くのメディアに登場し、マルチ弁護士として活躍中。

佐藤 「やらされ感」をなくすためには、私は「習慣化」するのがいいと思っています。勉強も読書も、一度習慣になってしまえば、苦にならずに続けられますから。

樺沢 逆に、楽しくないと習慣化できないですよね。

佐藤 でも、勉強を楽しく思うのってなかなか難しい。私の場合は、「感情を原動力にする」ことを大切にしているんです。試験や勉強の先にある、本当に自分がやりたいものが何なのか、その欲求に忠実になって感情を揺さぶることによって、ハードルを越えられるし、楽しさも見えてくると思うんですよ。

樺沢 そのためにも、日頃から「楽しいアンテナ」を立てるってことが大事ですよね。「毎日つまらなくて、楽しいことなんか何もない」と思い込んでいる人もいるけれど、絶対にそんなことはない。気づいていないだけで、「これをやってると楽しい!」と思うことは、誰にでもあるはずなんです。その楽しいことに気づけたら、あとは拡大再生産していけばいい。

佐藤 そうやってアンテナを張っていれば、本屋さんに行っても「これ楽しそう、面白そう!」ってどんどん読みたい本が出てきて、いろいろな知識を得ることができるわけですよね。

樺沢 まさに、そうなんです。精神科に来る患者さんって、自分の病気についていろいろ質問してくる人が多いんですが、ひと通り説明したあとに病気について書かれた小冊子を渡して「読んでおいてくださいね」と言っても、誰も読んでこない。どうしてだと思います?

佐藤 読まなければいけないと思ってしまうからですか?

樺沢 読書の習慣がないからなんです。普段ですら本を読まないのに、具合が悪いときになんか読めない、ってことなんですよね。でも、日常的に読書の習慣があれば、実は本のなかには様々な問題や悩みの解決法が書いてあることがわかる。病気についての疑問だって、本を読めばたいていのことは解決できるんです。

 『読んだら忘れない読書術』は、そういう普段本を読まない人たちにも読んでもらえるよう、読書の面白さをわかりやすく書いたつもりなんですよ。

1
nextpage
スペシャル・インフォメーションPR
ダイヤモンド・オンライン 関連記事
自分の時間を取り戻そう

自分の時間を取り戻そう

ちきりん 著

定価(税込):本体1,500円+税   発行年月:2016年11月

<内容紹介>
生産性は、論理的思考と同じように、単なるスキルに止まらず価値観や判断軸ともなる重要なもの。しかし日本のホワイトカラー業務では無視され続け、それが意味のない長時間労働と日本経済低迷の一因となっています。そうした状況を打開するため、超人気ブロガーが生産性の重要性と上げ方を多数の事例とともに解説します。

本を購入する
著者セミナー・予定
(POSデータ調べ、11/20~11/26)


注目のトピックスPR


佐藤大和 [弁護士]

レイ法律事務所代表弁護士(東京弁護士会所属)
1983年生まれ。宮城県石巻市出身。高校時代、模試では偏差値30のダントツビリで落ちこぼれ。大学生になってから勉強に目覚め、2009年の司法試験に1回目で合格(民事系科目は上位5%以内で合格)。11年、弁護士となり、大手法律事務所を経て、14年4月、レイ法律事務所を設立し、経営者弁護士として、2016年1月には国内の法律事務所でTOP5%以内の事務所規模に成長させる。TBS「あさチャン!」、フジテレビ「バイキング」のコメンテーターのほか、NHK Eテレ「Rの法則」などに出演。フジテレビ「リーガルハイ」、テレビ朝日「グッドパートナー 無敵の弁護士」、日本テレビ「ヒガンバナ〜警視庁捜査七課〜」など数多くの人気ドラマの法的監修も手掛ける。15年9月には『ずるい暗記術 偏差値30から司法試験に一発合格できた勉強法』(ダイヤモンド社)を出版し、ニューヨークタイムズ、スウェーデンの新聞社など海外からも取材も受けるマルチ弁護士として活躍中。

 


ずるい暗記術

偏差値30の学年ビリが、司法試験になんと1発合格! 資格試験、英語、大学受験、入社試験ほか、「答え」が存在する試験で、効率的に結果を出す勉強法が『ずるい暗記術』です。本書より、常識とはかけ離れたこの勉強法がなぜ、効果的なのか? 著者の魅力と勉強法のポイントを合わせて紹介していきます。

「ずるい暗記術」

⇒バックナンバー一覧