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最高のリーダーは何もしない:内向型人間が最強のチームをつくる!
【第5回】 2016年2月10日
著者・コラム紹介バックナンバー
藤沢久美 [シンクタンク・ソフィアバンク代表]

悩めるリーダーは「同族企業」を見よ!
世界のリーダーが「原点回帰」している

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1000人以上の経営者へのインタビューを15年近く続けてきた藤沢久美氏が著した『最高のリーダーは何もしない』。

前回まで、今という時代に求められるリーダー像と、その背景について考察した。今回は危機に直面したリーダーの実例から分かった、リーダーが「変えること」「変えてはならないこと」を語る。その真意とは?

▼連載 第1回▼
「頼れるボス猿」から「内向的な小心者」へ…
優秀なリーダーの条件が変わった!

▼連載 第2回▼
「指示しない職場」で業績が伸びている

▼連載 第3回▼
「動き回るリーダー」ほど仕事がおそい!?

▼連載 第4回▼
優秀なリーダー2つの条件
——「戦略性」と「きれいごと」

危機に直面したリーダーが
大胆に「変えたこと」

松阪牛や黒毛和牛で有名な株式会社柿安本店(本社 三重県桑名市)をご存知でしょうか。1871(明治4)年創業という老舗企業です。精肉の販売を基幹事業の1つとしてきた同社は、この20年間のうちに2度の危機に見舞われました。

1度目は、BSE(牛海綿状脳症)、いわゆる狂牛病が問題になったとき。牛肉がパタリと売れなくなりました。
同業者みんなが「大変だ!」と焦るなか、同社は「ピンチをチャンスに」の発想で、牛肉ではなくサラダを中核にした新たなビジネスモデルをつくり、積極的に出店することで黒字にしました。

当時、創業の地の精肉店本店で、実験的に販売していたサラダがお客様に好評だったため、それを一気にメインに据えるという大胆な決断をしたのです。

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    藤沢久美 [シンクタンク・ソフィアバンク代表]

    (ふじさわ・くみ)大学卒業後、国内外の投資運用会社勤務を経て、1996年に日本初の投資信託評価会社を起業。同社を世界的格付け会社スタンダード&プアーズに売却後、2000年にシンクタンク・ソフィアバンクの設立に参画。2013年、代表に就任。そのほか、静岡銀行、豊田通商などの企業の社外取締役、文部科学省参与、各種省庁審議会の委員などを務める。
    2007年、ダボス会議(世界経済フォーラム主宰)「ヤング・グローバル・リーダー」、翌年には「グローバル・アジェンダ・カウンシル」メンバーに選出され、世界の首脳・経営者とも交流する機会を得ている。
    テレビ番組「21世紀ビジネス塾」(NHK教育)キャスターを経験後、ネットラジオ「藤沢久美の社長Talk」パーソナリティとして、15年以上にわたり1000人を超えるトップリーダーに取材。大手からベンチャーまで、成長企業のリーダーたちに学ぶ「リーダー観察」をライフワークとしている。
    著書に『なぜ、川崎モデルは成功したのか?』(実業之日本社)、『なぜ、御用聞きビジネスが伸びているのか』(ダイヤモンド社)など多数。
    Facebook:
    https://www.facebook.com/kumi.fujisawa.official


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