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グローバルエリートの英語って?
【第3回】 2016年2月4日
著者・コラム紹介バックナンバー
新条正恵 [マルチリンガルファシリテーター]

ビジネスパーソンが覚えるべき英単語は
業界用語のみ!
ただ記憶するだけではダメ、現場で使いこなせるようになるためのコツ

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言語を習得するプロセスで語彙力は非常に重要だが、ただ単語を覚えるだけでは実際のビジネスの場面で使えない。外資系銀行でヴァイスプレジデントを務めた新条正恵氏によれば、高校英語の2000~3000語に自分が属する業界の専門用語を覚えることがカギだという。その覚え方のコツを紹介する。

基本の単語は高校レベルでOK

 「単語はどうやって覚えたら良いでしょうか?」

 学生時代によく単語テストを受けていた影響でしょうか、英語学習=単語の習得と考えている人が今でも多いようで、よくいただく質問です。言語を習得する過程において、語彙を増やすというのはとても大切なことです。しかし英語をビジネスの場面で使っていくためには、これらの記憶した語彙は単語テストで書けるというレベルではなく、いつでも使いこなせるようになって初めて有用となります。

 そもそもビジネスの場面において、必要な語彙力とはいったいどのくらいなのでしょうか? 第1回のビジネス英語は「高校英語+α」!?では、ビジネスの場面において必要な単語数は2000~3000単語というのが基本、というお話をしました。今や日本で働くビジネスパーソンにとって、受験がほぼ必須となっているTOEICテストでも“3715単語の語彙力があれば、95%を理解できる”(Utilizing the British National Corpus to Analyze TOEIC Testsより抜粋)とされています。

 実際に、グローバル社会で英語を使って仕事をしていくには、これらの基本の単語にプラスして業界用語を知っていることが必要となります。建築業界であれば建築や設計に関する用語、金融業界であれば金融商品やトレードに関する用語、管理職であればマネジメント用語などです。私たちが就職したときにも、日本語でこれらの用語を覚えなければならなかったように。

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新条正恵(しんじょうまさえ) [マルチリンガルファシリテーター]

日本では最大級の社会人多言語サロン「マルチリンガルクラブ」主宰。
関西外大卒、ユタ州立大学ビジネススクール留学後、外資系企業に就職。ニューヨークメロン銀行ヴァイスプレジデント職を経て、その後独立。
イギリス、アメリカ、オーストラリアに在住および赴任した経験を活かし、英・米・豪の3つの英語を使い分けることができる他、独学で6ヶ国語を1言語につき1ヶ月で習得してきた。
2014年より活動している語学学習コミュニティ「マルチリンガルクラブ」では、話せるようになりたい社会人向けに、独自のメソッドを使った講座を展開。活動開始からわずか1年で国産プチバイリンガルを100名以上輩出している。
著書に『30日で英語が話せるマルチリンガルメソッド』(かんき出版)、『たった2時間で目覚める英語』(ポプラ社)


グローバルエリートの英語って?

国際社会で活躍するための英語、と聞くと、“ネイティブ並みに流暢で、ハイレベル”といったイメージを持っている人が多いのではないだろうか。「グローバルエリートが使う英語も、実は高校までの英語とさほど変わりません。ただ、ちょっとしたコツは必要です」。そう話す新条正恵氏は、外資系銀行でヴァイス・プレジデントとして世界の金融エグゼクティブと働いた経験を持ち、現在は経営者向けのグローバル人材塾「マルチリンガルクラブ」を運営している。このシリーズ連載では、英語が必要なビジネスパーソン向けのコツを『ドクター・ヴァンスの英語で考えるスピーキング』と『ドクター・ヴァンスのビジネス・プロフェッショナルが使うパワー英単語100』を使って紹介する。
 

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