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遅読家のための読書術
【第4回】 2016年2月29日
著者・コラム紹介バックナンバー
印南敦史 [書評家・フリーランスライター]

「音楽を聴くように本を読む」には?【前篇】

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ライフハッカー[日本版]」「NewsWeek日本版」などのニュースサイトに、月60本近くのブックレビュー記事を寄稿し、年間700冊以上の読書量を誇る人気書評家の印南敦史氏。

そんな多読生活を送る彼も、数年前までは「1ページ5分」かかるほどの超・遅読家だったという。

遅読にもかかわらず、毎日1本の書評を書くことになった彼がつかんだ、新時代の読書術「フロー・リーディング」とは?

最新刊『遅読家のための読書術』の内容をベースに、「読書スピードの遅さ」や「読書量の減少」に悩む人たちにお届けする。

もともと「音楽ライター」としてキャリアを築いてきた印南氏。彼が「新しい読書術」に辿り着くことができたのは「音楽を聞くこと」と「本を読むこと」との共通点に気づけたからだという。「音楽を聴くように本を読む方法」とは何なのか?

「聴く」と「読む」は似ている

僕はもともと、誰も名前を知らないような広告代理店でコピーライターをしたりしていた人間です。

その後、二足のワラジで音楽ライターをはじめ、音楽専門誌の編集部で働いていました。
独立してからは、一般誌を中心にフリーランスライターとして20年近く活動してきましたが、いまでも音楽は大好きで、定期的にDJイベントなども開催しています。

遅読家のための読書術』は読書の方法に関する本ですが、音楽に関する話題がちょくちょく出てきます。

それは、僕の「書く仕事」の原点が音楽ライターだから……ということもなくはないのですが、それよりも大きな理由があります。

いたってシンプルなことで、つまり本も音楽も、いまの自分にとっては感覚的に同列だから。「読むこと」と「聴くこと」には、意外と共通点が多いのです。

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印南敦史(いんなみ・あつし) [書評家・フリーランスライター]

株式会社アンビエンス代表取締役。
1962年東京生まれ。広告代理店勤務時代に音楽ライターとなり、音楽雑誌の編集長を経て独立。
「1ページ5分」の超・遅読家だったにもかかわらず、ビジネスパーソンに人気のウェブ媒体「ライフハッカー[日本版]」で書評欄を担当することになって以来、大量の本をすばやく読む方法を発見。
その後、ほかのウェブ媒体「NewsWeek日本版」「Suzie」「WANI BOOKOUT」などでも書評欄を担当することになり、年間700冊以上という驚異的な読書量を誇る。
著書に『プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術』(KADOKAWA)のほか、音楽関連の著書が多数。


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「なんでこんなに読むのが遅いんだろう…」「以前はもっと本を読めていたのに…」というすべての人へ。積ん読、解消!! 月20冊があたり前になる。なぜ「1ページ5分」の遅読家が年700本以上の人気書評家になれたのか? 音楽を聴くように本を読む――さあ、「フロー・リーディング」の習慣をはじめよう。

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