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STAY GOLD! リーゼントマネジャー岡田兵吾の「シンガポール浪花節日記」

吉田松陰に学べ!
偉人と凡人を隔てる“正しい狂気”の育て方

岡田兵吾 [マイクロソフト シンガポール シニアマネジャー]
【第26回】 2016年2月22日
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あなたが「自己啓発本」で
成功できないのはなぜか?

シンガポール経済を支える(?)風水パワースポット「富の泉」にて。名著『嫌われる勇気』(電子版)と筆者

 『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)という本を知っていますか?

 本の存在を知らなかったあなたは後ろめたさを覚えてしまう可能性大。近年の「アドラー」ブームを巻き起こした名著である。

 2013年12月の発売以来、売り上げを伸ばし続け、今月2月2日には累計販売100万冊という偉業を達成してしまった。しかも日本だけでなく韓国でも爆発的な人気を博す、近年まれにみる「モンスター本」だ。

 そしてまた世界にも、知らない人が「モグリ」と言われてしまうほど、著名な本が存在する。

・スティーブン R.コヴィー「7つの習慣」
・ナポレオン・ヒル「思考は現実化する」
・ディール・カーネギー「人を動かす」
・ジェームズ・アレン「「原因」と「結果」の法則」

 ……などなど。

 もはやこれらの名著たちは、想像を超えるほどの多くの人々に知れ渡っている。しかしいったいどれだけの人が、これらの手法を自身の人生に活かせているのだろうか。読了後すぐは、「素晴らしい! 目から鱗が落ちた!」と感動に包まれるが、翌日にはまた、何事もなかったように同じ日常を繰り返してしまうのではないだろうか。かくいう筆者も、10年以上同じことを繰り返してきた。

 素晴らしき手法を知っているのに、行動に移せない。それはなぜか――。実は筆者は、このテーマを20年間ずっと考えてきて、ようやく考えらしいものがまとまった。そこで、この機会に紹介したいと思う。

 長年この問題を研究してきてわかったこと。それは、偉人と呼ばれる人たちは、素晴らしき手法を知った場合、居ても立ってもいられず、即座に行動に出る傾向が多いということだ。この、行動に移さなかった人と偉人との「行動差」には、いったい何があるのだろうか。偉人が持ち得て、行動に移さない人が持ち得ていないもの。それは「ある種の心意気」だ。

 その「ある種の心意気」とは「熱意」と「荒れ狂う」という、2つの想いが織り交ざった心意気のことだ。

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岡田兵吾 [マイクロソフト シンガポール シニアマネジャー]

大阪生まれ。同志社大学工学部卒業後、アクセンチュア(日本/アメリカ)、デロイトコンサルティング(シンガポール)、マイクロソフト(シンガポール)で19年間、業務・ITコンサルタントとして活躍。シンガポール移住11年、永住権を保持し、近年はアジア全域の新事業開発、業務改善、組織改革に従事。 人生の目標は「ソーシャル・チェンジ」(社会変革)、座右の銘は「Stay Gold!」。グローバルビジネス経験を活かして日本およびアジアの顕在化した社会問題を解決し、多くの人々が希望をもてる社会の実現を目指している。

☆ブログ: シンガポールではたらくリーゼントマネージャー岡田兵吾のStay Gold!
☆Facebook: Hyogo Okada(岡田兵吾)
☆Twitter: phoenix_hugo(リーゼントマネージャー岡田兵吾)


STAY GOLD! リーゼントマネジャー岡田兵吾の「シンガポール浪花節日記」

アジアのグローバルシティとして大きな変化を遂げたシンガポール。しかし意外にも、あらゆるところに「浪花節文化」が存在していることを、あなたはご存じだろうか? そこで当連載では、日本人の固定概念を覆すシンガポールのリアルな姿を、家族とともに現地コミュニティに根を張って暮らしている筆者ならではの視点で紹介する。

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