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最高のリーダーは何もしない:内向型人間が最強のチームをつくる!
【第20回】 2016年3月11日
著者・コラム紹介バックナンバー
藤沢久美 [シンクタンク・ソフィアバンク代表]

リーダーに不満を言う女性部下は
「炭鉱のカナリア」である

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仕事において女性の活躍が重要であることは言うまでもない。メンバーとしての女性とはどんな存在か、また女性がリーダーとして活躍するために必要なものは何か?1000人以上の経営者へのインタビューを15年にわたって続けてきた藤沢久美氏の最新刊『最高のリーダーは何もしない』からお送りする。

意外と気づかれていない
女性メンバーが貴重な理由

リーダーの特徴である「繊細さ」といえば、女性らしさの代表のような気もしますが、ここで少し、閑話休題。
昨今の女性の社会参画推進に関連して、女性のメンバー・女性のリーダーというものについて、私が考えていることをお伝えしておきたいと思います。

組織・チームにおける女性メンバーというのは「炭鉱のカナリア」、つまり、組織の空気の悪化をいち早く知らせてくれる存在です。
かつて、炭鉱夫はカナリアを連れて炭鉱に入ったそうです。カナリアという鳥はつねにさえずっていますが、窒息ガスや毒ガスに気づくと急に鳴き止み、炭鉱内の環境変化を教えてくれる貴重な存在だったからです。

組織においても同じで、女性たちは職場で抱いた違和感などを、率直に言葉にすることが多いように思います。リーダーはこうした女性の声に耳を傾けることで、いち早くチーム内の不協和音に気づくことができます。

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    藤沢久美 [シンクタンク・ソフィアバンク代表]

    (ふじさわ・くみ)大学卒業後、国内外の投資運用会社勤務を経て、1996年に日本初の投資信託評価会社を起業。同社を世界的格付け会社スタンダード&プアーズに売却後、2000年にシンクタンク・ソフィアバンクの設立に参画。2013年、代表に就任。そのほか、静岡銀行、豊田通商などの企業の社外取締役、文部科学省参与、各種省庁審議会の委員などを務める。
    2007年、ダボス会議(世界経済フォーラム主宰)「ヤング・グローバル・リーダー」、翌年には「グローバル・アジェンダ・カウンシル」メンバーに選出され、世界の首脳・経営者とも交流する機会を得ている。
    テレビ番組「21世紀ビジネス塾」(NHK教育)キャスターを経験後、ネットラジオ「藤沢久美の社長Talk」パーソナリティとして、15年以上にわたり1000人を超えるトップリーダーに取材。大手からベンチャーまで、成長企業のリーダーたちに学ぶ「リーダー観察」をライフワークとしている。
    著書に『なぜ、川崎モデルは成功したのか?』(実業之日本社)、『なぜ、御用聞きビジネスが伸びているのか』(ダイヤモンド社)など多数。
    Facebook:
    https://www.facebook.com/kumi.fujisawa.official


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