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カイゼン!思考力

なじみの顔には甘くなる?――単純接触効果

嶋田 毅 [グロービス 出版局長兼編集長、GLOBIS.JP編集顧問]
【第7回】 2010年7月23日
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陥りがちな思考の罠に迫る「カイゼン!思考力」。今回は、単純接触効果を取り上げる。

――問題です

 以下の会話で、社長の良くない点は何でしょうか

社員「社長、今度のCMに起用する女優ですが、AとBのどちらを最終的に選ばれますか?」

社長「うーん。アンケート結果では、Bの方が少し良いんだよな、確か?」

社員「そうですね。若干ではありますが、好感度などはBの方が良いようです」

社長「でも、自分は個人的にはAの方に好感度を感じるんだよなあ」

社員「はあ」

社長「彼女の出ているドラマを毎週見ているんだけど、演技もしっかりしているし、今度の商品のターゲットであるF1層(20歳から34歳の女性)にも受けると思うんだ。Bという女優さんは、人気はあるらしいけど、ドラマや映画で見たことがないせいか、どうもピンとこないんだよね」

社員「まあ、社長がそうおっしゃるのであれば、私はあえて反対はしませんが…」

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嶋田 毅 [グロービス 出版局長兼編集長、GLOBIS.JP編集顧問]

東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。戦略系コンサルティングファーム、外資系メーカーを経てグロービスに入社、主に出版、カリキュラム設計、コンテンツ開発、ライセンシングなどを担当する。現在は出版、情報発信を担当。累計120万部を超えるベストセラー「グロービスMBAシリーズ」や、「グロービスの実感するMBAシリーズ」のプロデューサーも務める。
グロービス経営大学院や企業研修においてビジネスプラン、事業創造、管理会計、定量分析、経営戦略、マーケティングなどの講師も務める。また、オンライン経営情報誌 GLOBIS.JPなどで、さまざまな情報発信活動を行っている。


カイゼン!思考力

ビジネスパーソンが日常生活やビジネスの現場で陥りがちな思考の罠。そんな罠になぜ人ははまってしまうのか――。その謎と罠に陥らない方法に迫ります。

「カイゼン!思考力」

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