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はい上がれる人、はい上がれない人――「負け組社員」リベンジの十字路

“勘違いのプロ意識”で取引先との信頼関係は崩壊
「魔性の美人編集者」が次にやって来る職場は?

――仕事と男女のトラブルで転職を繰り返す小林氏のケース

吉田典史 [ジャーナリスト]
【第25回】 2010年8月2日
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 職務遂行能力を高めて実績を上げることが、「プロフェッショナル」だという。しかし、会社員である以上、それ以前にもっと大切なことはないだろうか。

 会社員の場合、上司や同僚、取引先とトラブルを起こせば、質の高い仕事をしていくことは不可能になる。会社員は、決して経営者や個人事業主ではない。その分別をわきまえずに、巷に広がる「プロフェッショナル論」を真に受けて自分本位に振る舞うと、大火傷をする。

 連載25回目は、上司や取引先と摩擦を起こすものの、反省することなく転職を繰り返す美人編集者を紹介する。会社員が最も大切にしなければいけない上司や取引先とのインフラ(良好な関係)をないがしろにして暴走した結果は、みじめなものだ。

 あなたの職場にも、このような社員がいないだろうか?
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■今回の主人公――はい上がれない「負け組社員」

 小林さおり(仮名・30歳)

 都内にある出版社の関連会社に勤務する書籍編集者。様々な職場で周囲とトラブルを起こし、1年ほど前に中途採用試験を経て、現在の出版社に入社。だが、ここでも仕事を巡って取引先とトラブルになる。
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(※プライバシー保護の観点から、この記事は取材した情報を一部デフォルメしています)

「サギ!」と罵声が飛ぶ話し合いの場で
我が身を守り抜こうと必死の美人編集者

 ここは、ベストセラーの本を連発することで知られるA出版社の関連会社。1階ロビーの右側にある小さな部屋で、3人の男女が話し合いをしている。どうやら、お金のトラブルのようだ。

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吉田典史 [ジャーナリスト]

1967年、岐阜県大垣市生まれ。2006 年からフリー。主に人事・労務分野で取材・執筆・編集を続ける。著書に『あの日、負け組社員になった・・・』『震災死 生き証人たちの真実の告白』(共にダイヤモンド社)や、『封印された震災死』(世界文化社)など。ウェブサイトでは、ダイヤモンド社や日経BP社、プレジデント社、小学館などで執筆。


はい上がれる人、はい上がれない人――「負け組社員」リベンジの十字路

格差の固定化と大不況のダブルパンチに見舞われた日本の企業社会では、「負け組社員」が続出している。労働問題に精通した著者が、徹底取材で得た生のエピソードを基に、世のビジネスマンが負け組からはい上がるためのノウハウを詳しく教える。

「はい上がれる人、はい上がれない人――「負け組社員」リベンジの十字路」

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