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低カロリーだけじゃない!鯨肉の凄すぎる栄養価

吉田克己 [5時から作家塾(R) 代表/World Business Trend Tracker 主宰]
【第39回】
鯨肉にはものすごい栄養価があった

 今回のテーマは「鯨肉」である。本稿のテーマは、あくまでも健康食としての鯨肉であるが、おそらく鯨肉を食する人であれば、捕鯨問題にまったく無関心でおられる向きは少数派ではないだろうか。

 かく言う筆者も、元・水産庁の小松正之氏がIWC総会などで交渉担当を務められていた頃から関心を持っていた。当時、同僚とのあいだでこの話題になった際、「クジラを食べられなくなったって、ほかのものを食べればいいじゃないですか」、「そんなこと言ってると、そのうちマグロも食えなくなるんだから」といったやり取りをした覚えがある。

 日本が南氷洋や北大西洋で調査捕鯨を行うことの是非とは別に、日本の捕鯨と鯨肉食にまつわる論点については、ドキュメンタリー映画「The Cove」(2009年)と、今も上映が続けられている「Behind "THE COVE" ~捕鯨問題の謎に迫る~」(2015年)の両方を観て判断されるとよいと思う。

脂質が圧倒的に少なく、
多価不飽和脂肪酸比率が高い

 さて、「鯨肉」である。じつは、筆者と遠からぬ関係のある知人に、築地での仕入れを生業の一つにしている方がいる。そしてありがたいことに、掘り出し物があると、時折お裾分けを頂戴する。ナガスクジラの“生の(非冷凍の)”ブロックもその一つなのであるが、これがまさに逸品。一度でも食べてみれば、冷凍のミンククジラなぞ、見向きもしなくなること請け合いである。

 そのまま薄切りにして刺身でもいいし、割と日持ちするため、翌日の夜は竜田揚げにできる。味といい、食感といい、申し分ない。それでいて栄養豊富な健康食なのだから、鯨肉食を固有の食文化として守ることには一理も二理もある(と思えてくるほどだ)。喩えるならば、脂っこくない赤身の馬刺しの旨味に本マグロのトロの食感を合わせたような感じ、とでも言えようか。

 以下、栄養的な側面を具体的に見ていくことにする。

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吉田克己  [5時から作家塾(R) 代表/World Business Trend Tracker 主宰]

京都大学工学部卒。リクルートを経て2002年3月に独立。ダイヤモンド・オンラインでは、「消費インサイド」「デジライフNAVI」「就活の法則」などの企画・執筆に携わる。通信講座「『週刊ダイヤモンド』でビジネストレンドを読む」の講師を務める。編・著書に『三国志で学ぶランチェスターの法則』『シェールガス革命とは何か』『元素変換現代版<錬金術>のフロンティア』ほか。


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