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小宮一慶の週末経営塾

成功する人に「早朝出勤」が多い理由

小宮一慶
【第36回】 2016年4月9日
著者・コラム紹介バックナンバー
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早朝出勤はなぜいいのか?

 新年度を迎えて心新たに仕事に取り組んでいる人も多いと思います。そこで今回は、未来の経営者を目指す志の高い社員が毎日の会社生活の中で、どのような習慣を持てば良いのかという話をしましょう。

小宮一慶
小宮コンサルタンツ代表

 私はこの連載で繰り返し、経営者には3つの重要な仕事があると言っています。それは(1)会社の方向付け、(2)会社の資源(ヒト・モノ・カネ)の最適配分、(3)人(従業員)を動かすことです。これらの仕事を成し遂げるための力は、一朝一夕で身に付けることはできません。若いうちから訓練を積み、それを習慣化することが大切です。

 その習慣の一つが「朝早く会社へ行く」ことです。始業時間の少なくとも1時間くらい前には出社して夜のうちに届いたメールに返信したり、新聞や本、雑誌を読み、仕事の段取りを考える。

 私のように朝の時間帯に調子がいい人は、電話もかかってきませんから、企画を考えたり、レポートを書くのもいいでしょう。あるいは上司や部下と仕事や経済情勢に関する情報交換などをすることもできます。

 仕事中の打ち合わせとは異なり、朝の落ち着いた雰囲気の中で比較的カジュアルに話せるので、意思の疎通が図りやすくなります。

 そして早朝出勤すると、「上司の覚えめでたい部下」になれるでしょう。役員や部長クラスで力のある人たちは、出社時間が早いだけでなく、朝から全開で仕事をしている人が多いものです。

 そして「この仕事を誰に任せるか」と考えた時に、目の前にいる早朝出社している気心の知れた部下に声をかけるのは自然のなりゆきでしょう。 

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小宮一慶

京都大学法学部卒業。米国ダートマス大学タック経営大学院留学(MBA)、東京銀行、岡本アソシエイツ、日本福祉サービス (現、セントケア)を経て独立し現職。名古屋大学客員教授(平成26年度後期)。企業規模、業種を超えた「経営の原理原則」を元に、幅広く経営コンサルティング活動を行う一方、年100回以上講演を行う。『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』(ディスカヴァー21)など著書は100冊を超え、現在も経済紙等に連載を抱える。


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経営課題を抱えて日々悩む経営者に向けて、数々の企業経営者に伴走してきた経営コンサルタントの小宮一慶氏が課題解決の「ヒント」を提供。どんな業種にも通じる経営の原理原則をおさえながら、経営者はどうあるべきか、実際の経営現場で何を実行すべきか、を語る。

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