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カイゼン!思考力

どっちも嫌なのに!――誤った二者択一

嶋田 毅 [グロービス 出版局長兼編集長、GLOBIS.JP編集顧問]
【第11回】 2010年8月20日
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陥りがちな思考の罠に迫る「カイゼン!思考力」。今回は、誤った二者択一を取り上げる。

――問題です

 以下の会話で、リーダーの良くない点はどこでしょうか

リーダー「君には悪いが、今のプロジェクトチームからは外れてもらいたい」

メンバー「いきなりなぜですか?」

リーダー「複数のメンバーから、君と一緒だとやりにくいという相談があったんだ。君がこのプロジェクトに多大な思い入れがあるのは理解しているが、そういう事情なので納得してほしい」

メンバー「でも、いきなり外れろなんてひどいじゃないですか」

リーダー「しかし、残るという選択肢はないよ」

メンバー「なぜですか?」

リーダー「残ったところで、君は針のむしろに座ることになるだけだ。おそらく、皆からも冷たく扱われるだろう」

メンバー「…」

リーダー「君には、おとなしくプロジェクトを外れるか、それとも残って針のむしろの状態に耐えるかという選択肢しかないんだよ。だったら、前者を選んだほうがいいんじゃないのかな」

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嶋田 毅 [グロービス 出版局長兼編集長、GLOBIS.JP編集顧問]

東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。戦略系コンサルティングファーム、外資系メーカーを経てグロービスに入社、主に出版、カリキュラム設計、コンテンツ開発、ライセンシングなどを担当する。現在は出版、情報発信を担当。累計120万部を超えるベストセラー「グロービスMBAシリーズ」や、「グロービスの実感するMBAシリーズ」のプロデューサーも務める。
グロービス経営大学院や企業研修においてビジネスプラン、事業創造、管理会計、定量分析、経営戦略、マーケティングなどの講師も務める。また、オンライン経営情報誌 GLOBIS.JPなどで、さまざまな情報発信活動を行っている。


カイゼン!思考力

ビジネスパーソンが日常生活やビジネスの現場で陥りがちな思考の罠。そんな罠になぜ人ははまってしまうのか――。その謎と罠に陥らない方法に迫ります。

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