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清水建設社長が語る“五輪後”の勝算

清水建設社長 井上和幸

週刊ダイヤモンド編集部
2016年5月20日
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業績好調だが、人手不足や国内市場の縮小など課題が山積する建設業界。4月1日付で清水建設社長に就任した井上和幸氏に、今後の戦略を聞いた。

Photo by Kazutoshi Sumitomo

──社長交代を発表した2月の記者会見で、「東京オリンピック後の建設需要は、そう大きく落ち込むとは思っていない」との見方を示しました。

 国内では五輪後も、大都市での再開発プロジェクトや、土木インフラ工事の需要が見込めます。建築分野で求められるのは、単なる新しいビルではない。(環境対応や省エネなど)新しい価値も必要です。古いビルのリニューアル需要もある。また都市部では、木造住宅密集地がまだ多く、再開発計画が今後も出てくるでしょう。

 大手が対象とする市場が、急激に縮小するとは考えにくい。こうしたニーズをしっかりと取り込む提案力が必要です。

 土木分野では、リニア中央新幹線の工事は相当のボリュームがありますし、既存の設備の維持更新需要もある。工事自体がなくなるわけではありません。

──リニア中央新幹線の山岳トンネル工事は、公表ベースではまだ受注できていません。

 トンネルでも1工区は受注したいですね。開通後に品川駅から乗車して、「うちがやりました」という工区がないと、寂しいですからね(笑)。

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