
ザッポス自社ウェブサイトで、ツイッターを使うザッポス従業員のリスト(2009年2月現在で495名)とともに、社員のツイートのタイムライン(直近のツイートの一覧)、社員のツイッター写真の一覧(直近twitpicsに投稿した写真)をまとめて公開している。
なお、ザッポスでは自由に自分の判断でツイートすることになっている。だから、ひとつひとつは実にくだらないようなツイートも沢山ある。それが、その人らしさを示すことにつながり、よりパーソナルなコミュニケーションになっているのだ。
こうして自由にやらせていることには背景がある。CEOのトニー・シェーは、ザッポスの経営で徹底的にカルチャーにフォーカスし、これを最大の資産と呼んでいる。そのカルチャーは、次の10のコア・バリュー(価値観)が基本となっている
1)サービスを通してWOW(と言いたくなる体験)を届ける
2)変化を受け入れ、変化をドライブする
3)楽しさと少し変わったものを創造する
4)冒険好きで、創造的で、オープン・マインドであれ
5)成長と学習を探究する
6)コミュニケーションによりオープンで正直な関係を築く
7)ポジティブなチームとファミリーの精神を築く
8)より少ない資源でより多くの成果を
9)情熱と強い意志を持て
10)謙虚であれ
こうしたコア・バリューの実践が全ての従業員に求められ、それ以上はツイッターに限らず一人ひとりに任せて自由にやらせている。まさに自由闊達な社風はザッポスのウェブサイトで紹介されている動画や写真、ツイートから感じ取ることができる(「ザッポスの奇跡」石塚しのぶ著にも詳しい)。
なお、アマゾンがザッポス買収を決めたとき、すぐにアマゾンCEOのジェフ・ベゾスがザッポスのユニークなカルチャーは重要な財産であり尊重するとビデオで表明したことは有名な話だ。また、ザッポスのアマゾンとの「結婚」を祝うパーティの模様も、ザッポスらしさを示している。