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加盟店のオーナーから“悲鳴”が続々!
フランチャイズで失敗しないための知識と心得

週刊ダイヤモンド編集部
【10/09/11号】 2010年9月6日
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 一生、サラリーマンで終わりたくない、自分の店を持ち、“一国一城の主”になってみたい──。独立自営の夢をもつ方は多いと思います。

 脱サラでチャレンジするなら、フランチャイズチェーン(FC)の加盟店は有力候補でしょう。FC本部が確立したビジネスモデルやブランドを使えるので、比較的リスクが低いと言われています。

 特に、大手コンビニエンスストアなら、本部が潰れる確率は低いし、経営指導や店舗の提供体制もしっかりしており、毎年多くの脱サラの加盟店オーナーが誕生しています。また、外食産業やサービス産業では、FCの種類は多くなっています。

 しかし、過去30年以上伸びてきたFCビジネスが2008年度、頭打ちとなりました。統計調査を始めて以降、初めてチェーンと総店舗数が減少したのです。背景にあるのは、消費市場の鈍化と参入企業数の過多による競争激化です。

 その皺寄せが、加盟店に降りかかっています。特集タイトルの「フランチャイズの悲鳴」は、加盟店オーナーからの悲鳴です。

 まずはコンビニ。睡眠時間4時間の年中無休で夫婦共稼ぎなのに年収300万円代半ばのオーナーや、自分の収入を確保するためパートの数を絞ったら16時間労働となり体に変調をきたしてしまった店長など、過重労働が続くのに収入が上がらず、生活が苦しいと訴える人が多い状況です。

 外食やサービスでは、FC本部の経営が厳しくなり、加盟店に対する経営指導や支援ができないチェーンが増えています。詐欺まがいの体制で加盟店を募集したり、本部が分裂した結果、加盟店間で過当競争を強いられたりするケースも出ています。

 本特集では、多くの実例でこうした現実をお伝えした上で、後半では、「フランチャイズで成功するための方策」を、データや専門家の取材で提示しています。

 最も重要な成功条件は、本部選び。間違った本部を選ばないように、安全性、収益性、成長性の3点から、フランチャイズ本部の上場企業129社をランキングしました。

 また、法定開示書を基に、個々の企業の「訴訟件数」をランキング表中に入れ、「トラブルを抱えている企業でないかどうか」を一覧表示しています。

 その他、具体的な本部選びや立地選定、資金計画や契約書についてのチェックポイントなどを押さえています。

 フランチャイズビジネスの実態を知った上で、間違いのない企業選びのための一助にして頂ければ幸甚です。

(『週刊ダイヤモンド』副編集長 大坪 亮)

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