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1歳からみるみる頭がよくなる51の方法
【第40回】 2016年7月2日
著者・コラム紹介バックナンバー
久保田競 [京都大学名誉教授・医学博士],久保田カヨ子 [脳科学おばあちゃん]

「手づくり童話」で、
発声と正確に聞き分ける力を
磨く方法

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「脳科学おばあちゃん」久保田カヨ子氏(83)と脳科学の権威・久保田競氏(83)注目の新刊『1歳からみるみる頭がよくなる51の方法』
あの「週刊文春」の「ベストセラー解剖」にも取り上げられ、ソニー創業者・井深大氏も絶賛した『赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに決まる』や、「Amazonランキング大賞2016上半期【暮らし・健康・子育て】ベスト20」にランクインした『0歳からみるみる賢くなる55の心得』の続篇としてついにリリース!
「1歳から感性豊かな脳を育む五感トレーニング」を「脳科学おばあちゃん」にこっそり紹介してもらおう。

くり返し聞かせる「手づくり童話」の効用

久保田カヨ子
(Kayoko Kubota)
脳科学の権威である京都大学名誉教授・久保田競氏の妻で2人の息子の母。この20年で3000人以上の赤ちゃんの脳を活性化させてきた。テレビなどで「脳科学おばあちゃん」として有名。著書に、累計36万部突破のシリーズ『カヨ子ばあちゃん73の言葉』『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』『カヨ子ばあちゃんのうちの子さえ賢ければいいんです。』『赤ちゃん教育──頭のいい子は歩くまでに決まる』『カヨ子ばあちゃんの子育て日めくり』『0歳からみるみる賢くなる55の心得』(以上、ダイヤモンド社)などベストセラー多数。
【株式会社脳研工房HP】 http://www.umanma.
co.jp/

 2歳くらいになると、子どもは公園も、リンゴも認識するようになります。
 子どもがすでに見聞きしている身近なものを例にして、「手づくり童話」をつくりましょう。

 大きな分厚い白紙、フェルトペン1色、色紙、ハサミを用意し、子どもを前にすわらせて紙に実線で絵を描き始めます。

例1:発声を促すためのお話

○○ちゃんが公園につきました。
(斜めに放物線を引きます)
お池(水たまり)があります。
大きな木があります。
大きな木にリンゴがなっています。
(実線で丸を1つ描き、手の指を使って様子を表します)
「あかーいリンゴです。おいしそうです」
(これは、状況説明です)
おや、リンゴがボトンと落ちました。
コロコロ、コロコロ、ポシャン、お池に落ちました。
お池にポシャンと落ちました。

 これをくり返しくり返し、あきるまで聞かせます。
 リズムを変え、速くしたり、ゆっくりしたりしながら……。
 リンゴが落ちました。コロコロ、コロコロコロコロ、ポシャーン。
 色紙を丸い形に切り抜き、それをリンゴに見立て、「コロコロ」と言いながら動かします。

 赤いリンゴがコロコロポシャン、黄色いリンゴがコロコロ、ポシャーン。青いリンゴが落ちて、コロコロころがって、お池にポシャーンと落ちました。

 こちらは、同じ単語が多いですが、どこかちょっと違う表現……。
 発音かな? リズムかな? 子どもはきっと感づいています。

 ただ、それを言葉に出して言えないだけです。
 子どものほうから、口マネしてくれたら満点です。
 少しでも興味を長く持てるように工夫して、この創作童話に親しませてください。

 描いた絵は、後で数を数えたり、色を教えたり、配置を一緒に考えるなどして、創作玩具として遊べます。

 同じ音のくり返しなら、発声しやすくなります。
 正確にマネられたら、

 「コロコロー」「ゴロゴロー」「トロトロー」「コロロン」「コロリンコ」

 と変化を加えてマネさせます。

 これは、より正確に聞き分ける働きかけです。
 私は、息子たちが文字に気づき、「読んで」とせがまれるまで、絵本は物語のないものを与えました。

次のページ>> 例2:1ページの絵本に
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久保田競 [京都大学名誉教授・医学博士]

1932年生まれ。医学博士、京都大学名誉教授。世界で最も権威がある脳の学会「米国神経科学会」で行った研究発表は、日本人最多の100点以上にのぼり、現代日本において「脳、特に前頭前野の構造・機能」研究の権威。2011年、瑞宝中綬章受章。
『ランニングと脳』『天才脳をつくる0歳教育』『天才脳を育てる1歳教育』『天才脳を伸ばす2歳教育』『赤ちゃんの脳を育む本』『あなたの脳が9割変わる!超「朝活」法』など著書多数。

久保田カヨ子 [脳科学おばあちゃん]

 

1932年、大阪生まれ。脳科学の権威である京都大学名誉教授・久保田競氏の妻で2人の息子の母。約30年前に、日本における伝統的な母子相伝の育児法を見直しながら、自身がアメリカ在住時と日本で実践してきた出産・育児経験をもとに、夫・競氏の脳科学理論に裏づけされた、“0歳から働きかける”久保田式育児法〈クボタメソッド〉を確立。この20年で3000人以上の赤ちゃんの脳を活性化させてきた。テレビなどで「脳科学おばあちゃん」として有名。2008年、株式会社『脳研工房』を立ち上げ、現在代表取締役。著書に、累計25万部突破のシリーズ『カヨ子ばあちゃん73の言葉』『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』『カヨ子ばあちゃんのうちの子さえ賢ければいいんです。』『カヨ子ばあちゃんの子育て日めくり』『赤ちゃん教育──頭のいい子は歩くまでに決まる』『カヨ子ばあちゃんの子育て日めくり』など多数。ズバッとした物言いのなかに、温かく頼りがいのあるアドバイスが好評。全国からの講演依頼もあとをたたない。

【脳研工房ホームページ】
http://www.umanma.co.jp/

 


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36万部突破「カヨ子ばあちゃんシリーズ」の最新作!!1・2・3歳で伸ばす親はここが違う!感性豊かな脳を育む五感トレーニングを初公開!【脳科学おばあちゃんからの愛のメッセージ】これからの時代、日本国内で物事を考える「閉じた発想」では通用しません。世界中の子どもたちと伍して、いかに、創造的(クリエイティブ)な子にするかが問われます。歩き始めて1・2・3歳の時期は、「感性(五感)を磨く絶好期」! 自分から動ける子、創造的な子、勉強ができる子、スポーツができる子、おもいやりのある子、心の強い子、円滑な人間関係を築ける子、海外の人たちとも伍してやっていける子――実は、すべて感性(五感)がカギを握っています。今こそ、「日本式伝統育児法」で、日本人が本来持っている豊かな感性をみるみる開花させてください。日本人としての誇りを持ってください。

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