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LINEは競合ひしめくグローバル市場で生き残れるか

週刊ダイヤモンド編集部
2016年6月20日
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 上場時の時価総額5880億円──。6月10日、スマートフォン向け無料通信アプリなどを運営するLINEは、今年最大級の新規株式公開(IPO)を発表した。東京証券取引所への上場予定日は7月15日、また現地時間の14日には米ニューヨーク証券取引所にもIPOを予定しており、日本企業としては異例の「日米同時上場」となる。

年内最大規模の新規株式公開となるLINEの株式上場。米国での上場は「グローバルで戦う決意表明」の意味もあるという Photo by Shinya Kitahama

 LINEが上場の準備に着手したのは2014年。当初は年内の上場を目指していたが、当時の市況を鑑みて「時期が最適ではない」と見送った。それだけに2年越しの実現となる今回のIPOは同社にとって悲願だった。同社はこのタイミングでの上場について「社内の体制が整ったため」としており、より一層積極的にグローバル展開に取り組んでいく構えだ。

 同社の提出した有価証券届出書に記載された1株当たり想定発行価格2800円から算出すると、今回のIPOによる公募増資で調達する資金は約980億円。主に海外展開と新規事業の成長資金に充てられる。メッセージアプリを起点にしてさまざまなサービスに結び付ける「スマートポータル」などもその一つだ。

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