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伊藤忠、収益力No.1の次は「健康力No.1」にコミット

週刊ダイヤモンド編集部
2016年6月28日
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 「結果にコミットする」のフレーズでおなじみの会員制パーソナルトレーニングジム「ライザップ」。

朝食を社員に無料配布する伊藤忠の「朝型勤務」や「健康経営」には国も注目する Photo by Takeshi Shigeishi

 伊藤忠商事の岡藤正広社長は社長7年目続投を決めた年初から、このライザップに通い続けている。よわい66にして5キログラムの減量に成功し、血糖値や尿酸値などが改善した“結果”に気を良くしたのか、今度は全社員の健康にも“コミット”していくことを宣言した。それが6月に制定した「伊藤忠健康憲章」だ。

 憲章では、社員一人一人が「健康力」に責任を持ち、会社がその取り組みを積極的に支援する方針などをうたう。

 その支援の内容とは、まず秋口以降、20~30代で肥満気味の“生活習慣病予備軍”約100人を対象に腕時計型のウエアラブル端末を支給する。本人了承の上で睡眠時間や脈拍、歩行数などのデータを24時間計測し、オンライン上で管理栄養士から食事や運動の指導を受けられるようにする。

 また港区北青山の東京本社から電車で30分圏内に、360人以上が入居できる独身寮を2018年4月までに新設する。

 伊藤忠は1990年代まで自社の独身寮を所有していたが、社員のプライバシー意識の高まりから借り上げ住宅に代えた経緯がある。今回、借り上げ住宅を廃止し、再び独身寮を建てるのは、集団生活の中で社員のコミュニケーション力を伸ばすと同時に、栄養バランスに留意した食事を寮で提供し健康力を高めることが目的だ。

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