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就職できない若者の「トンデモ言動」

新入社員が電話を取れない意外な理由

櫻井樹吏 [キャリアコンサルタント]
【第59回】 2016年7月13日
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あなたの会社の新入社員は、電話をきちんと取れますか?

 いま、オフィスにはあなたと新入社員の2人だけ。そんなとき、オフィスの電話が鳴りました。ところが、新入社員は一向に電話に出ようとはしません。

 あなたならどうしますか。電話に出るよう新入社員に指導するでしょうか。

 あなた「なんで電話に出ないんだい」

 新入社員「なんて言って出たらいいのか分かりません」

 あなた「会社名を名乗って普通にでればいいだろ」

 新入社員「『普通に』って……どういう風に言うんですか」

 あなた「いいからさっさと出ろ!」

 新入社員「……」

 これはある中小企業の社員から聞いた話です。

 この新入社員はどうして電話に出られなかったのでしょうか。会社の電話に出るのが初めてだったのでしょうか。

 新入社員にとって、あらゆる仕事が初めてのことばかり。それはいつの時代も同様で、初めての仕事は誰であれ戸惑います。やってみる前から苦手意識を持ってしまうこともあるでしょう。

 しかし「電話対応」に関しては少し話が違います。昨今の新入社員の間で電話に対して苦手意識を持つ人が増えている背景には、時代の変化が大きく影響しているからです。

 今回は新入社員が電話対応に苦手意識を持つことになった、その原因について考えていきたいと思います。

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櫻井樹吏 [キャリアコンサルタント]

1980年生まれ。大手通信会社の人事部、総合人材サービス会社の若者専門コンサルタントを経て独立。
2010年から500名を超える若者を支援し、年間のカウンセリング数は1200回を超える。 独立後は若年者、主婦の再就職、雇用支援機構や公共事業の講師・コンサルタントを中心に活動中。ホームページ:http://www.sakuraichirin.tokyo


就職できない若者の「トンデモ言動」

一部の若者が大量の内定をもらう一方で、ある一定数の若者は1社も内定をもらえない――。そんな現実が今の就職市場にあります。そんな就職難の実態を景況感のせいにしてしまいがちですが、実は内定をもらえない若者には特徴があります。それは、彼らが「トンデモない言動」をすることです。この連載では、3年間で450人ほどの就職できない若者を支援してきたキャリアコンサルタントの櫻井樹吏さんが、彼らのトンデモ言動の中身と、そんな彼らがどう就職していったのかをお伝えします。

「就職できない若者の「トンデモ言動」」

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