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『週刊ダイヤモンド』特別レポート

プロ経営者は日本でも増える、今はまだ経験不足なだけ

ミッキー・マッシューズ インターナショナルチェアマンに聞く

週刊ダイヤモンド編集部
2016年7月29日
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今年25周年を迎えた世界的なエグゼクティブサーチ企業であるスタントンチェイスグループは、いわゆる企業のトップに就くような人材をスカウトして、顧客に紹介するヘッドハンティング会社。45ヵ国、72ヵ所のオフィスを持ち、業界内では売上ランキングは6~7位に位置する。業界を揺るがすようなトップ人事の裏側で黒子として活躍する、知る人ぞ知る企業だ。グループを率いるミッキー・マッシューズ インターナショナルチェアマンに話を聞いた。(聞き手/週刊ダイヤモンド編集部・片田江康男)

経営のバトンタッチには
どの企業も苦労している

――エグゼクティブサーチというと、ヘッドハンティング会社を連想しますが、どう違うのでしょうか。

ミッキー・マッシューズ(Mickey Matthews)
ADM、デロイト・トーシュ、コーラー、デュポンなど、多くのグローバル企業を担当した後、北米担当責任者、瀬増業担当責任者を経て、インターナショナルチェアマンに就任。米ボルチモアオフィスを拠点に活動している。米系投資銀行に勤務後、1996年にスタンチェイスに参画。米ブラウン大学にて学士、ロヨラ大学メリーランドにてMBA修了。米ブラウン大学時代、ラクロスのオールアイビーリーグ選手として活躍していた。Photo by Kazutoshi Sumitomo

 ヘッドハンティング会社かと聞かれれば、答えはイエスですね。会社のCEOや事業の責任者などに特化した“ハイレベル・ヘッドハンティング”です。

 ただし、私たちの仕事は単にトップを務められる人を探して、顧客に提案するということではありません。顧客企業の文化や事業構造を分析して、その上で顧客企業に最適な能力を持つ候補者を捜してくることが私たちの仕事であり、提供できる価値だと思っています。

 実際にスタントンチェイスでは、金融業や製造業、テクノロジーなど業界ごとに、CEOやCFO、ヒューマンリソースなど機能別の専門知識を持ったコンサルタントを配置して、対応しています。

 私たちの候補者データベースに登録されている人たちは、転職を積極的に考えている人たちばかりではありません。ですが、コンサルタントは常に彼らにアクセスして、顧客企業の要望に適う人がいないかを探しています。

――日本ではCEOや事業部のトップなどは、内部の人材を据えるという会社が多いと思います。外から連れてくると、上手くいかないケースが散見されます。

 日本の状況はそうですね。だからこそ、私たちのような会社の存在意義があるのだと思います。

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