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秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香

なぜ一流のリーダーは部下を叱るのが上手いのか

能町光香 [株式会社リンクCEO 人材育成コンサルタント 一流秘書養成スクール校長]
【第36回】 2016年8月16日
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あなたは叱るのが上手ですか?苦手ですか?

 「もっと上手く部下を叱ることができたら」
 「部下を叱っても本意をわかってもらえない」
 「部下を叱るのは無駄なことなのかもしれない」

 そんなふうに思っていませんか?

 最近、職場で「叱り方がわからない」と悩む人が増えています。

 「厳しいことを言ったら嫌われるからやめておこう」
 「細かいことを言ったら愛想を尽かされるからやめておこう」
 「何度も同じことを言ったら嫌がられるからやめておこう」

 このように、叱ることをためらってしまうようです。

一流の人は「怒り」を表に出さない

 日常生活を平穏にすごすためには、怒ったり叱ったりする場面がなるべく少ないほうがいいでしょう。

 ところが、時には叱らないといけない立場にいる人もいます。

 たとえば、部下を育成するリーダーや、後輩の教育をする先輩、子どもをもつ親などです。必要なときに、効果的な方法で「叱る」ことは重要です。

 そう頭ではわかっていても、なかなかうまく叱ることができない…。そんな悩みをもっていませんか?

 他人とコミュニケーションをとるときは、「怒り」を表にださない。

 これは、私が10年間の秘書人生で気づいた、人間関係をうまくつくる人たちの共通点です。

 「怒り」を表に出さないというのは、「怒り」を相手にぶつけないという意味です。決して、「怒らない」とか「叱らない」ということではありません。

 職場で部下のミスや不祥事などが起きれば、上司であれば必ず「叱る」という行為が発生するのはやむをえません。皆さんのようなビジネスエリートの方であれば、そんな場面に遭遇することも多いことでしょう。

 一流のリーダーは、どんな気持ちで部下を叱っているのでしょうか?

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能町光香(のうまち・みつか)[株式会社リンクCEO 人材育成コンサルタント 一流秘書養成スクール校長]

青山学院大学、The University of Queensland大学院卒業。10年間、バンクオブアメリカ・メリルリンチ、ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インクなどの一流企業のトップエグゼクティブの秘書として活躍し、数々の業績を残し、組織から高い評価を受ける。その後、人材育成コンサルタントとして独立。2013年に、日本での秘書人材育成の必要性を痛切に感じ、「一流秘書養成スクール」を創設。上司の右腕として活躍できる「真のエグゼクティブ・アシスタント」の育成を目指し、豊富な経験に基づく実践的な解決方法を伝える講演や企業研修、コンサルティングをおこなっている。また、サービス・ホスピタリティ・アワード審査委員を務めるなど、経営における「サービス・ホスピタリティ力」の重要性を説き、サービス・ホスピタリティ・マネジメントの普及啓蒙を行う。主な著書に、20万部のベストセラー「誰からも気がきくと言われる45の習慣」(クロスメディア・パブリッシング)など著書多数。
公式ホームページ:http://www.link2u.co.jp/


秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香

この連載では、10年間秘書を務め、現在では一流秘書の育成に携わる能町光香さんが、経営層に近いところで働く秘書だからこそ垣間みることができた、一流の人たちの仕事術についてお伝えしていきます。
 

「秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香」

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