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マルチリンガル・新条正恵のリオ五輪ボランティア日記

ミックスゾーンでの選手通訳はボランティアの仕事

──トレーニング

新条正恵 [マルチリンガルファシリテーター]
【第3回】 2016年8月11日
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ボランティアスタフのトレーニングセンター。オフィスビルのワンフロア全ての部屋で様々な研修が行われる

8ヵ国を話すマルチリンガル・新条正恵が、2016年リオ五輪にボランティアとして参加。4年後の東京大会でボランティアでの参加を考えている人たちのために、五輪ボランティアの仕事について現場から日々の様子をレポートする。第3回はトレーニングについて。

マクドナルドの人材研修プログラム
に基づいたトレーニング

 "How do you feel now?"
「今のお気持ちをお聞かせください」

 "I came here for the Gold Medal, and I got that. I am just happy."
「オリンピックには金メダルを取りに来ました。それができて満足です」

 メディアの質問に試合後の選手が足を止めて答える。その時の通訳は、ボランティアたちの仕事だ──。

 リオ入り翌日は半日、通訳サービスのトレーニング。リオに来るまでの前情報の中で最も興味深かった一つが、マクドナルドの人材研修プログラム(通称:マクドナルド大学)が監修したクラス形式トレーニングだった。なにしろ全世界で同じ味を提出するマクドナルドの研修ノウハウが詰まっているのだろうから。

 オリンピックボランティアのトレーニングは、合計3回開催される。オリンピックやパラリンピック全体のことを学ぶ、オリエンテーショントレーニング、実際に自分が働く場所で活動エリアについて学び、協力し合う他チームとの顔合わせをする、ベニュートレーニング、そして自分の業務内容について学ぶ、ジョブスペシフィックトレーニングである(市居愛著『オリンピックになるための本』より)。

 大会が始まるとさまざまなエリアに分かれて業務に就くことになる通訳ボランティアが、4時間で通訳業務について学ぶ。トレーナーはいずれもブラジル人のクラウディアとフェルナンド。研修は国籍豊かな参加者の唯一の共通言語である英語で行われる。

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新条正恵(しんじょうまさえ) [マルチリンガルファシリテーター]

日本では最大級の社会人多言語サロン「マルチリンガルクラブ」主宰。
関西外大卒、ユタ州立大学ビジネススクール留学後、外資系企業に就職。ニューヨークメロン銀行ヴァイスプレジデント職を経て、その後独立。
イギリス、アメリカ、オーストラリアに在住および赴任した経験を活かし、英・米・豪の3つの英語を使い分けることができる他、独学で6ヶ国語を1言語につき1ヶ月で習得してきた。
2014年より活動している語学学習コミュニティ「マルチリンガルクラブ」では、話せるようになりたい社会人向けに、独自のメソッドを使った講座を展開。活動開始からわずか1年で国産プチバイリンガルを100名以上輩出している。
著書に『30日で英語が話せるマルチリンガルメソッド』(かんき出版)、『たった2時間で目覚める英語』(ポプラ社)


マルチリンガル・新条正恵のリオ五輪ボランティア日記

バイリンガルどころか、8カ国語を話せるマルチリンガルファシリテーターの新条正恵さんが、リオ・デジャネイロ・オリンピック・パラリンピックの語学ボランティアとして参加。
来たる東京五輪でボランティアをやりたいと漠然と考えている読者諸氏に向けて、五輪ボランティアの仕事とはどんなものなのか、生の情報を五輪期間中、現地からどんどんアップします。

「マルチリンガル・新条正恵のリオ五輪ボランティア日記」

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