ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

「おひとりさまランチ」は本当に孤独?変わり者?
なぜ「集団ランチ」が嫌われはじめているのか

高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]
【第31回】 2010年11月2日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

 あなたはランチタイムをどのように過ごしていますか。昔は職場の先輩が先導して団体行動している光景をみかけたもの。ところが、最近はマイペースに時間を過ごしたい“おひとりさまランチ派”が急増中。社内の余計な内輪話に関わりたくないなど、職場の人間関係を避ける傾向が出てきました。

 もちろん、群れてランチしている集団がゼロになったわけではありません。ある意味で“二大勢力”になりつつあるランチタイムのスタイルですが、もしお互いが激突したらどのようなことが起こるのでしょうか。今回は、ランチタイムにおける過ごし方のギャップについて考えていきましょう。

ランチ平均予算は500円未満!?
安くておいしい移動販売弁当が人気に

 最近は昼時になると、オフィス街でワゴン車を改装したお弁当の販売店舗が軒を連ねるようになりました。カレーや中華、エスニックに加えてハワイのロコモコなど、幅広いバリエーションのテイクアウトメニューが登場しています。

 移動販売とは、調理機器が備えられた専門車で事前につくった温かいお弁当を、オフォスの傍で提供するもの。フランチャイズの仕組みなどもあり、この数年で劇的に増加しました。私が取材で伺った東京国際フォーラム(有楽町)のオフィス前広場には10台ほどのワゴン車が並び、世界各国の料理をお弁当で提供していました。

 こうした「手軽でおいしい」存在がランチ戦争に火をつけたのでしょう。確かに店で食べるより2割くらい安いので大人気。たくさんのビジネスパーソンが並んでお弁当を注文します。

 「給料が上がらなくてランチ予算がない。ところが奥さんと共稼ぎなので、移動販売でお弁当買って公園で食べています」

 と、語ってくれたのは、住宅販売会社で営業をしているDさんです。

 アサヒビールのお客様生活文化研究所が実施した『ランチ事情に関する調査』(2009年)の結果によると、1回あたりのランチにかける平均予算は500円未満が約6割。低価格化は想定した以上でした。

 ちなみに男性から人気のランチメニューは、1位がそば・うどん(40.5%)、2位が40.0%で定食、3位が36.3%でラーメン。女性は1位から順にファミレスメニュー(40.2%)、イタリアン(31.6%)、ファストフード(28.9%)という結果になりました.

 ちなみにお客様と会うのが仕事のDさんは、香辛料のきついメニューは避けて、和風弁当を食べるように心がけているとのこと。いずれにしても都市部のオフィス街は、ランチを食べるために大混雑している飲食店ばかりです。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR


おすすめの本
おすすめの本
高城幸司氏の共著「新しい管理職のルール」

時代が変ればマネジメントの手法も変わります。では、どのように「戦略」「業務管理」「部下育成」「コンプライアンス」をどうマネジメントに取り入れるのか。新しいマネジメントのルールを教える1冊。1500円(税込)

話題の記事

高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]

1964年生まれ。同志社大学卒業後、リクルート入社。リクルートで6年間連続トップセールスに輝き、「伝説のトップセールスマン」として社内外から注目される。そのセールス手法をまとめた『営業マンは心理学者』(PHP研究所)は、10万部を超えるベストセラーとなった。 その後、情報誌『アントレ』の立ち上げに関わり、事業部長、編集長、転職事業の事業部長などを歴任。2005年、リクルート退社。人事戦略コンサルティング会社「セレブレイン」を創業。企業の人事評価制度の構築・人材育成・人材紹介などの事業を展開している。そのなかで、数多くの会社の社内政治の動向や、そのなかで働く管理職の本音を取材してきた。 『上司につける薬』(講談社)、『新しい管理職のルール』(ダイヤモンド社)、『仕事の9割は世間話』(日経プレミアシリーズ)など著書多数。職場での“リアルな悩み”に答える、ダイヤモンド・オンラインの連載「イマドキ職場のギャップ解消法」は、常に高PVをはじき出している。
株式会社セレブレインホームページ
高城幸司氏ブログ

 


イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

グローバル化や女性の社会進出、上司や部下とのジェネレーションギャップなど、もはや同じ価値観を持った人とだけ仕事をすることは不可能です。そんなギャップのある人たちとの上手な付き合い方・対処法を紹介します。

「イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司」

⇒バックナンバー一覧