2021.7.6
「ささいなことで傷つく」イマドキ部下への注意の仕方
どんな職場でもよく話題になるのが、過度に傷つきやすく、すぐに落ち込む人物だ。周囲の人たちは何か言う際に非常に気をつかわねばならず、腫れ物に触るような扱いになってしまうため、多くの管理職や同僚が頭を悩ませている。こうした人物に対して…
心理学博士、MP人間科学研究所代表
心理学博士。1955年東京生まれ。東京大学教育心理学科卒。東芝市場調査課勤務の後、東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。川村短期大学講師、カリフォルニア大学客員教授、大阪大学大学院助教授等を経て、MP人間科学研究所代表。心理学をベースにした執筆、企業研修・教育講演等を行う。著書に『「やりたい仕事」病』『薄っぺらいのに自信満々な人』『かかわると面倒くさい人』『伸びる子どもは○○がすごい』『読書をする子は○○がすごい』『勉強できる子は○○がすごい』(以上、日経プレミアシリーズ)、『モチベーションの新法則』『仕事で使える心理学』『心を強くするストレスマネジメント』(以上、日経文庫)、『「上から目線」の構造<完全版>』(日経ビジネス人文庫)、『「おもてなし」という残酷社会』(平凡社新書)、『他人を引きずりおろすのに必死な人』(SB新書)など多数。
MP人間科学研究所 E-mail:mphuman@ae.auone-net.jp
2021.7.6
どんな職場でもよく話題になるのが、過度に傷つきやすく、すぐに落ち込む人物だ。周囲の人たちは何か言う際に非常に気をつかわねばならず、腫れ物に触るような扱いになってしまうため、多くの管理職や同僚が頭を悩ませている。こうした人物に対して…
2021.6.30
「本を読む子どもに育ってほしい。本ならいくらでも買ってあげるのに、うちの子は全然本を読まない……」そんな悩みを持つ親は少なくありません。『読書をする子は○○がすごい』(日経プレミアシリーズ)の著者・榎本博明氏は、子どもが本を読むよ…
2021.6.23
本を読むことは大切だ、とよく言われるが、本を読まなくても子どもは成長するし、日常生活には困らない。しかし、『読書をする子は○○がすごい』(日経プレミアシリーズ)の著者・榎本博明氏は、子どもの頃から本を読む習慣を付けることは大きな意…
2021.6.16
スマートフォンが手放せない、ついついゲームをしてしまう、という人は多いだろう。大人の真似をして子どもも使いたがるが、大人と同じように使わせて良いものなのだろうか?『読書をする子は○○がすごい』(日経プレミアシリーズ)の著者・榎本博…
2021.6.9
読書をしない子どもが増えている。本を読むことで言葉は豊かになるが、「うちの子、本は読まないけど、おしゃべりは流暢だから大丈夫」と思っている親も多いのではないだろうか。しかし、「言語には2つの分野があり“おしゃべり”ではない方の分野…
2021.6.8
本人のためを思ってアドバイスしたのに、ムッとされて、戸惑うことがある。別にキツい言い方をしたわけではない。慣れていないせいか仕事の手順がちょっとまずかったので、親切心から能率の良いやり方を教えたのだ。これでは、うっかり注意などした…
2021.6.2
読書をしない子どもが増えている。その結果として、文章を正しく読めず、知識を身につけられない、成長しても学力が伸びない学生が増えている。『読書をする子は○○がすごい』(日経プレミアシリーズ)の著者・榎本博明氏は、子どもが本を読む習慣…
2021.5.11
規則を順守するのは大切なことではあるが、大局的に見たらどうでもいいようなことにこだわる人物がいる。「急がないと商機を逃す」というような場合ですら、例外を認めず、通常の手順を踏むことを求めてくる。どうにも融通が利かない。「どうしても…
2021.4.13
近頃、健全な組織にするために、何でも会議にかけて、みんなで検討して決めようとする組織運営者が多いようだ。しかし、そこには大きな落とし穴がある。実際、不祥事が発覚したり、方針転換を誤ったりしたとき、それは誰かの独断で行われたというの…
2021.3.16
科学的であることを標榜(ひょうぼう)し、数字をもとにした人事評価がもてはやされている。だが、数値化すれば科学的になるというのは幻想だ。そこには大きな落とし穴がある。厳しい数値目標が不祥事を引き起こすといった事例には事欠かないが、そ…
2021.2.16
会議で慎重に決めたはずなのに判断を誤ってしまい、それが組織にとって致命的なものになることがある。なぜ慎重に判断したはずなのに誤ってしまうのか。そのようなケースで問題となるのが属人思考だ。組織としての判断ミスをなくすには、この属人思…
2021.1.19
勘違いや早とちりが多く、ミスを繰り返すようなコミュニケーションがあまりうまくいかない人には「聴く力」に問題があるかもしれない。だが、そういう人にイライラする側にも、周囲の人たちに同じような思いをさせている可能性もある。そこで、今回…
2020.12.22
いろいろ工夫して仕上げ、「これなら大丈夫」と自信をもって提出した企画書が通らない、というのはよくあることだ。その一方で、提出した企画書はほとんど採用されるという人もいる。発想力の違いと言ってしまえばそれまでだが、どうもそこにはちょ…
2020.11.24
経営者や管理職は、従業員みんなに全力でやる気を出してほしいと願うものだが、実際には最低限の義務を果たすような働き方をしたり、惰性に任せて働いたりする者もいて、ヤキモキする。では、どうしたらやる気がみなぎる職場にできるのか。その鍵を…
2020.10.27
じっくり人材を育てる余裕のない時代になった。そこで威力を発揮しているのが仕事のマニュアル化だ。マニュアルがあることで、だれがやっても一定の仕事の質が保たれる。だが、そうした便利さがある半面、マニュアル化には意外な落とし穴があるのだ…
2020.9.29
リーダーシップの取り方をずっと変えない管理職や経営者がいる。昔はうまくリーダーシップが取れていたのに、なぜか最近メンバーとうまくいかないという人は、方法を昔から変えていないということが問題かもしれない。組織をうまく機能させるには、…
2020.9.1
どの組織でも、誰をリーダーに選ぶか頭を悩ますものである。仕事ができる人物が必ずしもリーダーにふさわしい行動を取れるとは限らないからだ。そうかといって、リーダー候補が複数いるとして、仕事能力で明らかに劣る人物の方をリーダーに指名して…
2020.8.10
今、教育の現場では、あらゆる学習において、社会に出てからの実用性を重視する実学志向が強まっている。だが、基礎知識や教養、物事を深く考える習慣を身につけさせないのであれば、先の読めない変化の激しい時代を柔軟に生きることは困難だ。『教…
2020.8.4
えこひいきする上司に苦しめられたという人は少なくない。「だから自分はそんなことはしたくない」と言っていた人が、いつの間にか「えこひいき上司」になっていることがある。なぜそんなことになってしまうのか。そこには上司自身にもわからない無…
2020.8.3
今、教育の現場では、あらゆる学習において、社会に出てからの実用性を重視する実学志向が強まっている。だが、基礎知識や教養、物事を深く考える習慣を身につけさせないのであれば、先の読めない変化の激しい時代を柔軟に生きることは困難だ。『教…
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上司に「この件ってどう思う?」と聞かれたとき、三流は「即答する」、二流は「少し考えてから答える」。では一流は?
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