日本一の634メートルを見上げる一等地が新たな拠点となる。
現在の本社はスカイツリーの北東、約5分ほどのところ。目の前には青空を突き刺す巨塔がそびえる建設工事向け機材などを取扱う岡部(%%%5959%%%)は、5月22日開業予定の東京スカイツリーの北東、徒歩5分の墨田区向島に現在の本社をおいている。本社前からツリーの全景を観るには、首をかなりの角度まで折り曲げなければならない至近距離だ。
実は、岡部は2002年にスカイツリー設置の推進協議会ができた当初から、東武鉄道、京成電鉄などと並んで地元幹事会社9社の一角をになってきた。
そして、12年2月に策定した新経営計画で、新本社をスカイツリーに隣接する東京・押上の自社所有地に移転し、新たな拠点とすると発表した。
新社屋は、文字どおりスカイツリーの目の前だ。
この近さでは、スカイツリーの全容をファインダーのなかに収めることは到底できない(右下の写真)。
東武伊勢崎線(スカイツリーライン)を挟んで、東京スカイツリーに隣接した新本社予定地。現在は社員などが利用する駐車場として使われている駐車場くらいにしか
使えなかった土地が大変身
現在、この場所は岡部の社員などが利用する駐車場として使われている。面積は2000平方メートルを超える。ここはほんの数年前までは、下町の零細な町工場や民家に囲まれ、お世辞にも便利な場所とは言えなかった。しかし、スカイツリーの誕生で状況は一転。区画整理が進む一方で、周囲には娯楽施設や飲食店などが入ったビルが次々に建ち始めている。
目前の道路は、東京スカイツリー駅(東武伊勢崎線)から吐き出される人波であふれている。駐車場として程度しか使い道のなかった土地が、一転、一等地になってしまったわけだ。



