主力の機械警備の売上げが増加に転換
綜合警備保障(2331)の成長力は折り紙つき!海外事業を強化する姿勢も評価したい

【第6回】2012年5月17日公開(2012年6月11日更新)
剣持和正

株価(5/16終値):1016円 予想PER:14.0倍 PBR:0.720倍 

配当利回り:2.20%

2012年2月16日~5月15日・日足


買いの目途:1020円前後(現在の株価水準)

目標投資期間と目標株価:3カ月をめどに1200円

13年3月期は16%営業増益を見込む

戸建てやマンションなどの個人向けも伸長 写真はホームセキュリティαのコントローラ
同社のガードセンター 建物に設置された各種センサーが異常を感知するとガードセンターに信号を送信、ガードマンの派遣が行われる仕組みになっている

 警備サービス業界大手。常駐警備に強みを持つ。5月8日に2012年3月期決算と、13年3月期の業績見通しを発表した。

 前12年3月期は、主力事業であるセキュリティー事業をはじめ、災害関連対策商品や情報警備関連商品などが底堅く推移し、営業利益108億円(前の期と比べ4.4%増)となった。

 他方、13年3月期も、多様化する顧客ニーズに応えながら事業拡大を目指し、通期で営業利益125億円(前期比15.6%増)を見込む

 セグメント別売上推移に着目すると、売り上げ構成比で50%近くを占める機械警備業務が11年3月期の微減(10年3月期比0.3%減)から、12年3月期は増加(11年3月期比3.2%増)に転じてきた。

 また、機械警備の12年3月期の契約件数は法人向けが40万6261件(前期比2.4%増)、個人向けが17万4002件(同19.9%増)と、法人個人ともに伸びを示している。

 13年3月期も賃貸住宅向けを中心に契約件数の堅調な推移が見込まれるうえ、法人向けも震災の影響が一巡することでもう一段の伸びが期待できる。

 中国で日系企業向けなどを対象とした警備事業への参入や、シンガポールに駐在員事務所を開設し6月にも業務を始めるなど、海外事業を強化する積極姿勢も評価したい

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株価は急上昇中だがこれから買っても大丈夫?

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