ハワイに住んでいれば、極端な気象や自然現象と無縁ではない。この島々はハリケーンや津波、地震の被害を受けてきた。火山の噴火で人が住んでいるところまで溶岩が流れ込んできたこともある。州の最高峰では雪が降ることも珍しくない。ただ、ブリザード(暴風雪)となると話は別だ。「ビッグアイランド」(ハワイ島)の一部では6日までに最高12インチ(約30センチ)の積雪が予想されており、風速は既に時速80マイル(秒速約36メートル)を超えている。当局は普段あまり出番のない除雪機を準備していた。ナショナル・ウェザー・サービス(NWS)は、ハワイ島にある火山のうち、標高1万3796フィート(約4200メートル)のマウナケアと1万3678フィートのマウナロアの山頂に暴風雪警報を発令した。