ドナルド・トランプ米大統領は、ドイツに駐留する米軍の削減を検討していると明らかにした。米国は欧州や中東などに戦力を投射してきたが、実際に削減すれば軍事的プレゼンスは大きく変化する。トランプ氏の発言の背景には、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相との対立がある。メルツ氏は、米国にはイランとの戦争を終結させるための有効な戦略がなく、イラン政府が米国政府に恥をかかせていると語っていた。メルツ氏は4月30日に融和的な姿勢を示し、ドイツはイラン戦争に関して米国と緊密に連絡を取り合っていると説明。敵対行為の終結後にホルムズ海峡の通航を確保するため、欧州各国による作戦への参加準備は整っていると述べた。メルツ氏はドイツ西部の軍事訓練施設を視察中、「知っているとは思うが、大西洋を横断する協力関係は私にとって特別に重要だ」と語った。