現在、原油高、物流の混乱、半導体の供給不足などを背景にインフレが起きている。これを受けて、健全財政に固執する論者たちは、「インフレ抑制」のために緊縮財政を主張し始めている。しかし、これは供給不足による「コストアップ・インフレ」と、需要増による「デマンドプル・インフレ」を履き違えた“誤った主張”である。現在のインフレは「コストアップ・インフレ」であり、これを克服するためには「積極財政」が不可欠なのだ。なぜか? 最新刊『変異する資本主義』(ダイヤモンド社)で、インフレと財政政策の関係性を深く考察した中野剛志氏が解説する。
続きを読む17人のノーベル経済学賞受賞者が、
インフレ抑制のために「積極財政」を求める理由
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