安芸津杜氏が腕を振るった馬上酒造場の酒は熊野町内で消費され、最盛期は900石を誇った。4代目の馬上日出男さんは、1983年に34歳で銀行を退職して蔵を継ぐが、生産量は減少し、95年、杜氏の逝去後は日出男さんが杜氏を兼務。妻と30石を造り続けた。2020年、70歳を過ぎて体力の不安とコロナ禍の影響もあり、蔵を閉じることを決意。そんなとき、「酒造りがしたい」と現れたのが、広島市出身で36歳の村上和哉さんだ。
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広島県安芸郡熊野町
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