
新日本酒紀行「天狗舞」
山本洋子
膨らみある山廃の純米酒がロングセラーを続ける車多酒造。1960年代、7代目の車多壽郎さんが特徴あるうまい酒を目指し、能登の名杜氏・中三郎さ…
2023.1.22
山本洋子
膨らみある山廃の純米酒がロングセラーを続ける車多酒造。1960年代、7代目の車多壽郎さんが特徴あるうまい酒を目指し、能登の名杜氏・中三郎さ…
2023.1.22
山本洋子
年明けの朝、無病長寿を願って飲むお屠蘇は、邪気を屠(ほふ)り、魂を蘇らせるのが名の由来と伝わる。正月に飲む酒なら何でもお屠蘇と思ったら大間…
2023.1.8
山本洋子
霊峰白山に源流を発する手取川の扇状地で、1870年に創業した吉田酒造店の代表銘柄はズバリ「手取川」だ。7代目の吉田泰之さんは、山形県の出羽…
2022.12.25
山本洋子
安土桃山時代に、ヨーロッパへ遣欧使節を送った仙台伊達家の伝統を受け継ぐように、酒文化を世界へ発信する仙台伊澤家 勝山酒造。現存する唯一の伊…
2022.12.18
山本洋子
全国最大の杜氏集団である南部杜氏のルーツといわれる吾妻嶺酒造店は、17世紀に近江商人の初代が旧志和村を訪れ、米が取れ水も良いと酒蔵を創業。…
2022.12.11
山本洋子
創業1724年の佐浦は、1800年代より陸奥国一之宮鹽竈神社の御神酒酒屋も務め、佐浦弘一さんで13代目という老舗蔵だ。代表銘柄は1973年…
2022.12.4
山本洋子
耕作面積の約19%が有機栽培という埼玉県小川町。有機農業の里として知られ、中でも下里地区は、地域ぐるみの取り組みが、2010年の農林水産省…
2022.11.27
山本洋子
米を削って雑味をなくし、きれいな酒を造る……常識とされる今の日本酒造りを覆し、美しいどぶろくを造る佐々木要太郎さん。米農家で杜氏、「とおの…
2022.11.13
山本洋子
1989年、孝さんが30歳で蔵を継いだとき、酒は特徴がなく、営業力も技術力もなかった。香り華やかな大吟醸がブームだったが「同じことをしても…
2022.11.6
山本洋子
日本最大の杜氏集団である南部杜氏の発祥地、岩手県紫波町。この地で1886年に創業した月の輪酒造店のモットーは「企業としてではなく家業として…
2022.10.30
山本洋子
関東平野北部の栃木県真岡(もおか)市は、イチゴと米の栽培が盛んな地で、真岡鐵道のSL目当てに鉄道ファンが集う。そのSLの汽笛が聞こえる酒蔵…
2022.10.23
山本洋子
大な吾妻連峰の麓、置賜(おきたま)盆地の北端の南陽市はブドウ栽培が盛ん。ワイナリーは6社あるが、日本酒の蔵は東の麓酒造ただ一つだ。
2022.10.9
山本洋子
浅草の駒形橋西詰めたもとで、2020年6月に小さなどぶろく醸造所が誕生した。酒造りを見ながら、フレッシュなどぶろくが飲めて買える。代表の細…
2022.10.2
山本洋子
令和に入り、11から16に酒蔵が増えた北海道。その酒造りは明治期の開拓から始まった。寒冷過ぎて稲が育たず、発酵せず、酒造りは困難を極めたが…
2022.9.18
山本洋子
日本一の最低気温であるマイナス41度(1902年)の記録を持つ北海道旭川市。厳寒の地の酒蔵、髙砂酒造の名物は、新酒を詰めたタンクを雪で覆っ…
2022.9.11
山本洋子
酒造りは酒蔵、米作りは農家が担うのが一般的だが、酒蔵でも農家でもない、機能性フィルムメーカーのきもとが、酒造りに関わって3年たった。本社は…
2022.9.4
山本洋子
李白、杜甫と共に中国の三大酒飲み詩人といわれた酔吟先生こと白楽天が、酒名の由来の大吟醸「酔楽天」。30年以上前に秋田酒造が最高級の酒を目指…
2022.8.28
山本洋子
米どころ秋田を代表する酒米生産地の湯沢市で、“秋田の美酒を全国へ”と、1922年に県内の酒造家と政財界人が協力し、「美酒爛漫」醸造元の秋田…
2022.8.21
山本洋子
日本酒には大きく分けて2系統ある。米と米麹だけで醸す純米系と、醸造アルコールの添加系だ。添加する理由には、香りや味の向上や、火落菌の繁殖防…
2022.8.7
山本洋子
秋田県湯沢市は東洋一と称された佐竹藩直営の院内銀山があり、1606年から1954年の閉山まで興隆を極めた。豪雪地帯で水に恵まれ、良質な米の…
2022.7.31