新日本酒紀行「熟露枯」
山本洋子
総延長600mにも及ぶ洞窟は、戦車製造工場として建造された。全て人力で掘られ、岩肌にごつごつした掘削跡が残る壮大な建造物だが、一度も使われ…
2024.3.17
山本洋子
総延長600mにも及ぶ洞窟は、戦車製造工場として建造された。全て人力で掘られ、岩肌にごつごつした掘削跡が残る壮大な建造物だが、一度も使われ…
2024.3.17
山本洋子
稲田姫とは、ヤマタノオロチ伝説でスサノオノミコトに助けられて妻になった稲と田の女神様。その姫の名の酒を醸すのが鳥取県米子市の稲田本店だ。創…
2024.3.10
山本洋子
「平成の名水百選」に選ばれた、三重県の赤目四十八滝の近くで酒造りをするのが、「瀧自慢」を醸す瀧自慢酒造だ。仕込み水は滝の伏流水を用い、県産…
2024.3.3
山本洋子
京都御所の東方、鴨川近くに立つ松井酒造は、酒造りが見学でき、その場で飲めて酒が買え、英語もOKとあって国内外の観光客に大人気。
2024.2.25
山本洋子
中国地方最高峰の大山の東北側にある船上山は、平安時代に山岳仏教が栄え、後醍醐天皇の倒幕きっかけの地だ。その麓の琴浦町で、1872年に創業し…
2024.2.18
山本洋子
東京で10番目となる酒蔵が、2023年にJR八王子駅から徒歩5分の料亭内に誕生した。花街の面影を残す中町の黒塀通りに面した料亭すゞ香の厨房…
2024.2.11
山本洋子
灘と全国一、二を争う日本酒の大生産地伏見で、造り手1人、営業1人の小さな酒蔵が2023年1月に船出した。醸造の場は、月桂冠に酒を納め、21…
2024.2.4
山本洋子
「酒で旅するニッポン」をテーマに、日本酒を米作りから手掛けるブランド「朔」。2023年にフランスの日本酒コンクール、KuraMasterの…
2024.1.28
山本洋子
織田信長も見たという尾張津島天王祭は、一艘400個近い提灯が幻想的に川面を照らし、600年の歴史を誇る。その祭の会場近くで酒造りをするのが…
2024.1.21
山本洋子
田の水面が光る様子を表す「田光(たびか)」は、鈴鹿山脈釈迦ヶ岳の麓、三重県の菰野町に実在する地名だ。町内で酒造りする早川酒造4代目の早川俊…
2024.1.7
山本洋子
酒田市の居酒屋で燗酒を頼めば、ほぼ東北銘醸の「初孫」が供される。それほど地元に根付き愛される定番地酒だ。晩酌酒から大吟醸まで幅広い商品で魅…
2023.12.24
山本洋子
城下町、島根県松江市は、中海と宍道湖に挟まれた水の都。7代藩主の松平治郷が茶文化を広め、汽水湖の宍道湖で取れるスズキやシジミなどを宍道湖七…
2023.12.17
山本洋子
大阪の街の真ん中で、自然米でどぶろくを醸す大阪どぶろく醸造所は、スタンドうつつよを併設し、冷酒、燗酒、ソーダ割りなど楽しい飲み方を提案して…
2023.12.10
山本洋子
樹齢700年の大スギに囲まれる岩手県紫波郡紫波町の水分神社は、水の神として知られる水分之神こと水波能売命(みづはのめのみこと)を祭る。町の…
2023.12.3
山本洋子
幻となった豊国の酒を惜しみ、復活に尽力したのが、寒河江市の千代寿虎屋3代目の大沼保義さんだ。その保義さんの思いを継いだ息子の寿洋さんは、蔵…
2023.11.26
山本洋子
全国新酒鑑評会で、昭和の末にはゼロに近い金賞が、2023年は20蔵も受賞し全国一に輝いた山形県。この美酒の礎を築いたのが、山形県研醸会の初…
2023.11.19
山本洋子
赤穂浪士が討ち入り前に飲んだとされる「剣菱」は、江戸で大ブームになり「剣菱を飲むことを『ケンビる』といったそうです」と蔵元の白樫政孝さん。…
2023.11.12
山本洋子
20年以上前にいち早くスパークリングサケを開発し、五段仕込みの純米酒など技術に定評がある六歌仙。山形県産米に特化し、雪女神、出羽燦々、出羽…
2023.11.5
山本洋子
山口県の山奥の旭酒造が醸す、山田錦の純米大吟醸酒「獺祭(だつさい)」は、明快できれいな味が国内外で愛飲され、製造量の4割を輸出する人気酒だ…
2023.10.29
山本洋子
山形県酒田市に唯一残る酒蔵が酒田酒造だ。引き継いだ頃は、大手に桶売りしていたが、時代の変遷とともに高品質な酒造りへ舵を切り、吟醸酒をいち早…
2023.10.22