「またか…」多くの人がそう感じた、マクドナルドのハッピーセットをめぐるポケモンカードの転売問題。転売ヤーの殺到、大量の食品ロス、SNSでの批判の嵐。これだけの騒動に対し、マクドナルドが提示した対策は「やる気ゼロ」と言わざるを得ないものでした。加えて、一連の炎上騒動は、マクドナルドにとって「ノーダメージ」どころか、計算ずくの戦略である可能性が浮かび上がります。SNSやメディアによる批判も「こうかがない」とばかりに、彼らが決して本気の転売対策を打たない冷徹な本音とは。その裏側を経済学的に読み解きます。

続きを読む