国内の人口減少に伴う市場規模の縮小に備えて、米国事業を強化する方針を示している主要住宅メーカー各社。だが、米国市場の先行きに暗雲が垂れ込めている。移民の流入により戸建て住宅需要は根強いが、住宅ローンの高止まりが、消費マインドを冷やしているのだ。住友林業、大和ハウス工業、積水ハウスの決算を分析しながら、米国事業の先行きと経営リスクについて明らかにする。

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