新卒で入行した都市銀行を退社後、地元の地方銀行、信用金庫を経て、乗合保険代理店に勤務したものの、業務内容に不信感を抱き、突発的に離職と相成った。退職を決めたことを伝えると、妻は何も答えずにしばらく沈黙した。「絶句」というやつだ――。40歳をすぎて日本郵便に入社する前の顛末も、包み隠さず記しておこう。

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