特攻隊員は、みずから「志願」して命をささげたのか。あるいは「命令」だったのか。戦後80年、特攻を語る際、常に議論となってきた。今回新たに見つかった資料「志望者名簿」をつぶさに見ていくなかから、その真実が見えてきた。※本稿は、大島隆之『“一億特攻”への道 特攻隊員4000人 生と死の記録』(文藝春秋)の一部を抜粋・編集したものです。

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