「反日」が孕む政権批判に脅える中国指導部
対日強硬策を理解する上で重要な2つの要素
――小原凡司・東京財団研究員兼政策プロデューサー
9月5日、G20において安倍晋三首相と習近平主席が立ち話をし、握手をした。一見すると、これは中国側が態度を軟化させる兆しであったように思えるがそうではない。握手はするが、領海侵入は繰り返す。中国はいったい何を考えているのか。
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