社会人2年目・ZAi編集部員のザイゼンが、お金の“基礎知識”をあれこれ学ぶ連載「目指せ! お金名人」。今回のテーマは「『教育訓練給付金』ってなに?」。誰もが考えるキャリアアップ。この先の転職を見据えて資格取得を目指す人も多いのでは? そんなときに使えるのが「教育訓練給付金」。費用の一部が戻ってくるうれしい制度だ。ここでは、社会保険労務士でCFPの井戸美枝先生に、制度の仕組みや利用の手順を教えてもらった!(ダイヤモンド・ザイ編集部 イラスト:オゼキイサム)
「ダイヤモンド・ザイ」2026年4月号の「目指せ! おカネ名人」を基に再編集。データはすべて雑誌掲載時のもの。
雇用保険に1年以上加入で誰でも利用できる制度!
正社員だけでなくパートやアルバイトの人も対象に!
ザイゼン 「教育訓練給付金」ってありがたい制度ですね。
井戸 資格取得を通してキャリアアップを支援する制度ですね。厚生労働省が指定する講座を受講した場合に、その費用の一部が支給されます。
ザイゼン ということは、参考書を買うなどして独学で資格を取った場合は、関係ないのか。
井戸 その通り。指定の講座の受講が条件です。加えて、講座を修了さえすれば、本番の資格試験の合否にかかわらず給付金がもらえます。
ザイゼン 資格を持っていると、どんないいことがありますか?
井戸 会社によっては特定の資格を持っていると昇進に有利だったり、「資格手当」が上乗せされ、給与がアップしたりするところがあります。加えて、簿記やTOEICの高得点などの資格は、持っていると転職のときに有利になる可能性も。
ザイゼン 保育士や調理師などに転職するときは、そもそもその資格が必要ですね。ボクも制度を使えますか?
井戸 (1)雇用保険に現在加入している(2)1年以上の加入期間がある(3)過去に制度を利用していない、または前回の給付から3年経過――この3つの条件を満たせば、誰でも利用可能。3年の間を空ければ、何度でも使えます。正社員だけでなく、パートやアルバイトの人も対象です。









